モデルなんてできません

そんなことを考えている内に、京介くんが出てきてしまった
私がうずくまって頭を抱えていると、‘どうしたの?‘と心配そうに聞くから、‘私ダメかも?‘と弱々しい声で返してしまった
‘嫌だった?それなら無理しなくていいよ?‘と京介くんは優しい
‘嫌ではないんだけど、格好とか何も準備してないし、、‘と正直に答える私
何とも情けない

「ハハっそんな事気にしなくていいのに」
京介くんは笑って私を抱きしめた

キスをして、私達は初めて結ばれた


..........


朝になり私達は結ばれて初めての朝を迎えた

「おはよう」

「お、おはよう」

まだ慣れない
照れるよ〜

‘見ないで‘
私は恥ずかしくて顔を隠した

‘夏樹こっち向いて‘
京介くんが私にカメラを向ける

‘ダメっ‘
私は笑って答えた

‘夏樹が嫌がるから‘と言って無理には撮らないようにしていたらしい

付き合うようになってからは会う度撮られるので、撮られる事には慣れてきた自分がいた