モデルなんてできません

「この1週間連絡がくると思って待ってたけど、全然連絡くれないから、、。名前も年も住んでるところも知らないし、諦めかけてたらあなたを見かけたから、、つい」

あっ私からの連絡待ってたんだ、、
この人私のこと探してたんだ、、
キラキラ男子佐久屋京介のその言葉に、私は自然と言葉が出てくる

「名前は瀬戸夏樹、、です。年は35です。この近くの神ノ宮町のアパートに住んでます。」

キラキラ男子佐久屋京介の気持ちが伝わってきたようで、さっきの言葉が嘘には聞こえなくて、私はつい答えてしまった

「やっと知れた。てか35って本当?俺と同じくらいか、ちょっと上くらいかと思った。」

ドキっ
キラキラ男子が私に若いって
いかんいかん、これは社交辞令みたいなものだ!キュンキュンしている場合じゃない

「いや、、若くないです、、もういい年だし、、アラフォーだし、、」

いやいや本当に若いねと言ってキラキラ男子佐久屋京介は笑った

そんな笑顔もキラキラしていて、私には眩しすぎて直視できなくて思わず目を逸らしてしまう