たしかに、と思うと、気分が一気に晴れた。
「ありがとうリンルン!誘ってみる!!」
ーーーーーー
そして次の日。ニャンくんを夏祭りに誘うため、呼びだしたんだけど…。
何かちょっと気まずくて、直視できない。
「え…っと、一緒に夏祭り行かない?」
「ごめん。ニャンみと行くんだ。」
ニャンみって、となりのクラスの女の子…。ちょっと胸がチクリとした。
「う、うん。いいよ。楽しんでおいでね。」
なーんて言ってしまったけど、内心行ってほしくない気がした。
その日の帰り、ニャンみさんに呼びだされた。なんか、イヤな予感がした。
「え、えっと、ニャンみさん、話というのは…?」
「アンタさあ、ニャンに気があるの?」
ドキリとした。
「うっ、うん…、それが何?」
「諦めてほしいの。ニャンはね、アタシのことが好きなのよ。」
「え…?」
「気づいてないとかニブすぎwどーみてもそうでしょう?きっとニャンは優しいからアナタに言わなかったんでしょうねえ。」