「ていうか、なそでいちゃんとは遊ばなくてもよかったじゃん。あの子だけでいいよね？」
たまたまこの内容を聞いていた私は、ショックと怒りでどうにかなりそうだった。ちょうどそこへ、リンルンちゃんのお母さんがやってきて、リンルンちゃんは帰っていった。ちょっと先生とリンルンちゃんのお母さんの話を聞いたが、先生が、あの3人がリンルンちゃんと仲良くしていると言っていた。それにお母さんは感激して、3人に好意をもった様子だった。本当はちがうのに。
3人はお母さんの好意目当てで、本人のいないところで悪口言ってたのに。私は思わず泣きたくなった。
そんな日の次の日、リンルンちゃんは3人に連れられてしまった。私は1人になり、気分が沈んでいた。もうこの頃だろうか、リンルンとは心からハッキリと友だちと言える仲になった。リンルンはしっかりしていて、落ち着いているから、一緒にいると安心する。みんなの前ではちがうけど、素のリンルンも好きだって思ったのは。
1人ぼっちのまま、お母さんがお迎えにくるまで待った。
その次の日。折り紙で、さくらを作ることになった。私はさくらに顔を描いた。かわいいかなあと思って。でもみんなは、(特にあの3人)すごいそれを笑った。
あの3人のうち1人が、笑われながら言った。
「えw何でさくらに顔？wオカし〜w」
先生はそんなこと言わないと注意そてくれたが、先生もちょっと笑っているようだった。それに腹がたち、私は言いかえした。