自分の部屋に戻って、制服に着替えた。そして学校に持っていくカバンの準備などをして、スマホを手に取った。誰からもメッセージはきていなかった。お姉ちゃんの部屋のドアが閉まっていたから、いつの間にか帰ってきていたようだった。でも寝る時もドアの開く音とか聞こえなかったし、遅くに帰ってきたようだった。だから何かメッセージがあると思っていたが、なくてびっくりした。しばらくして、朝ごはんで呼ばれた。リビングに行くと、お母さんしかいなくて、朝ごはんはあたしの分しかなかった。どうやらお姉ちゃんは先に行ったらしい。1人でイスに座って、朝ごはんを食べた。ぐだぐだしていたら、もう行く時間で、大急ぎで食べ、歯をみがいた。そしてものすごい勢いで、家を出た。学校まで一度も止まらず、突っ走ったから、学校に着くと息が荒くなっていた。何とか遅刻せずに着いた。下駄箱には、もうほとんどの上履きがあって、更にあたしを慌てさせた。教室に着くと、先生にちょっと怒られた。
自分の席に着いて、ようやくはあと息をついた。友だちのマイはちょっとだけ笑っていた。
お昼ごはんを屋上で食べたくて、マイと向かうと、ある2人が一緒に食べていた。
お姉ちゃんと、ニャンだった。2人が楽しそうに、話しながら食べていた。理由は分からなかったのだけど、胸がチクリとした気がした。その様子を見たマイが
「今日は他で食べよっか。」
と言ってくれた。結局、裏庭で食べることになった。裏庭は静かだし落ち着くいいところ。
しばらく黙りながら食べていた。ようやく、マイが口を開いた。
「やっぱり、ニャンのこと好きでしょう?それ以外ないよ。」
返事の代わりに、コクンと頷いた。認めざるをえなかった。他に考えられることがなくて、やっぱりそうなのかと思ってきて、だんだんと確信へとなった。
ずっと気がつかなくて、気にもしようと思ってなかっただけだった
自分の席に着いて、ようやくはあと息をついた。友だちのマイはちょっとだけ笑っていた。
お昼ごはんを屋上で食べたくて、マイと向かうと、ある2人が一緒に食べていた。
お姉ちゃんと、ニャンだった。2人が楽しそうに、話しながら食べていた。理由は分からなかったのだけど、胸がチクリとした気がした。その様子を見たマイが
「今日は他で食べよっか。」
と言ってくれた。結局、裏庭で食べることになった。裏庭は静かだし落ち着くいいところ。
しばらく黙りながら食べていた。ようやく、マイが口を開いた。
「やっぱり、ニャンのこと好きでしょう?それ以外ないよ。」
返事の代わりに、コクンと頷いた。認めざるをえなかった。他に考えられることがなくて、やっぱりそうなのかと思ってきて、だんだんと確信へとなった。
ずっと気がつかなくて、気にもしようと思ってなかっただけだった



