コップにそそいだ。水はキンキンに冷えていて、とてもおいしかった。ゴクゴクとあっという間に全部飲みほした。コップをシンクに置き、水を冷蔵庫に戻した。それからまた洗面所に戻って、ドライヤーで髪を乾かした。クシでとかして、ゴムで2つに結んだ。ドライヤーとクシを元のところへ戻して、またリビングへ戻った。リビングのテーブルに置いてあった防水カバーつきのスマホを見ると、返信がきていた。防水カバーを取って、スマホを見た。お姉ちゃんからの返信だった。
〈そう?分かった。〉
そしてOKのスタンプが送られていた。ごめんねというスタンプだけ送って、もう何も送らなかった。防水カバーとスマホを持って、自分の部屋に戻った。防水カバーは元にところに、スマホはベットの布団の上に置いた。自分も布団の上に横たわった。せっかくさっき整えた2つ結びが、ぼさぼさになっていた。何を食べようかと考えていると、ドアが開く音が聞こえた。きっと両親のどちらかが帰ってきたのだろう。その音と同時に、あたしのおなかが鳴った。そろそろ何か食べなくちゃと思い、ベットを離れた。トボトボ歩いてリビングに着くと、イスにお母さんのリュックがぶらさがっていた。お風呂から音が聞こえてきたから、先にお風呂に入っているのだろう。お母さんにもお父さんにも何か作ってあげたいと思い、冷蔵庫を見てみた。冷凍のもので、レンジでチンすればいいものがラクでいいかな。そう思って冷蔵庫を見ると、冷凍食品は1つも入っていなかった。ハアとため息をついて、手を洗った。やはり手作りしなくてはならないのか。お母さんが作ったレシピノートを見て、何にしようか決めることにした。1番簡単そうな、野菜炒めを作ることにした。
さっそく、冷蔵庫から3つ野菜を取った。ブロッコリー、キャベツ、ほうれん草。この3つを炒めるだけ。
それに醤油とポン酢を加えれば、できてしまうのだ。しかし、簡単とはいっても、料理経験がほぼないあたしにとっては、けっこう難しかった。
〈そう?分かった。〉
そしてOKのスタンプが送られていた。ごめんねというスタンプだけ送って、もう何も送らなかった。防水カバーとスマホを持って、自分の部屋に戻った。防水カバーは元にところに、スマホはベットの布団の上に置いた。自分も布団の上に横たわった。せっかくさっき整えた2つ結びが、ぼさぼさになっていた。何を食べようかと考えていると、ドアが開く音が聞こえた。きっと両親のどちらかが帰ってきたのだろう。その音と同時に、あたしのおなかが鳴った。そろそろ何か食べなくちゃと思い、ベットを離れた。トボトボ歩いてリビングに着くと、イスにお母さんのリュックがぶらさがっていた。お風呂から音が聞こえてきたから、先にお風呂に入っているのだろう。お母さんにもお父さんにも何か作ってあげたいと思い、冷蔵庫を見てみた。冷凍のもので、レンジでチンすればいいものがラクでいいかな。そう思って冷蔵庫を見ると、冷凍食品は1つも入っていなかった。ハアとため息をついて、手を洗った。やはり手作りしなくてはならないのか。お母さんが作ったレシピノートを見て、何にしようか決めることにした。1番簡単そうな、野菜炒めを作ることにした。
さっそく、冷蔵庫から3つ野菜を取った。ブロッコリー、キャベツ、ほうれん草。この3つを炒めるだけ。
それに醤油とポン酢を加えれば、できてしまうのだ。しかし、簡単とはいっても、料理経験がほぼないあたしにとっては、けっこう難しかった。



