そしてようやく言いえると、ハッとした。
「あれ?2人に興味があるってことじゃない?サッカー以外興味をもたないあたしが?」
だってこんなに考えてるんだよ、と付けくわえた。一回ふうとため息をつき、顔を布団に隠した。
しばらくすると眠たくなってきて、眠ってしまった。気がつくと、もう外は暗かった。
急いで布団から立ち上がって、窓のカーテンを閉めた。それからしばらくぼーっとして、お風呂の準備をし、お風呂場に向かった。まだお姉ちゃんや、両親は帰ってきていないようだった。それじゃあお風呂入ってないんだ。お風呂のお湯を入れるスイッチを押して、お風呂場を離れた。とぼとぼと歩いて自分の部屋に戻った。またお布団に寝ころがって、寝るつもりはなかったのに、寝てしまった。お風呂が沸いた音で目が覚めた。お布団から立ち上がって、トボトボと歩いてお風呂場に向かった。お風呂のスイッチを止めて、洗面所に出た。服を脱いでタオルを持ってから、再びお風呂場に入った。髪の毛と体と顔を洗ってから、お風呂につかった。あったかくて、疲れが取れていくような気持ちだった。防水カバーをつけたスマホを取って、見た。いくつかの新着メッセージがきていた。そのほとんどがお姉ちゃんからのラインだった。
〈もう帰ってるかな?今日はゆる食堂で食べるね。なるほどはどうする?〉
そして5つものスタンプが送られてきていた。少し悩んだが、今日は何となく1人でいたくて、
〈ううん。いいや。ありがと。〉
と断った。20分くらいつかってから、お風呂を出た。しっかりタオルで全身ふいて、スマホを持って洗面所に出た。部屋着に着替えて、スマホを持ってリビングに出た。
暑かったので、冷蔵庫から水を取りだして