「最初は怖い人かと思ったけどすごいサッカーが上手くて、一生懸命やってて…すごい人だよ。カッコいい!」
きっぱりと言いはった。だけど、もうガマンの限界だ。こんまになーちゃんに対して怒りがきたのは初めてかもしれない。
「いい加減にしてよっ」
つい大声で怒鳴ってしまった。なーちゃんは体ごとびくっとしていた。
「騙されてるよ!だってだって、食堂で会った時、にらんでいなくなったんだよ!!おかしいよっ。」
本当はこんなに怒りたくないのに、どうしても怒ってしまう。
なーちゃんはすごいびっくりしていた。でもすぐに
「あの時はきっと恥ずかしかったんだよ。騙されてなんかないし、おかしくない!」
と反抗してきた。
「恥ずかしい?友だちと会ったのに?あいさつくらいするでしょう?やっぱあの人、怖い人なんだよ、やめようよ?」
ちょっとなーちゃんが反抗してきて、びっくりしていた。
その後も、なーちゃんの反抗は続いた。
「友だちでも、恥ずかしい時くらいあるよ!!どうしてそんなにニャンさんを、イヤがるの?何で怖い人って知ってるの?妹は優しいって言ってたし!親友なら、応援してよ!!」
最後の一言で、あたしは何も言えなかった。たしかに、そうだと思ったから。
「でも……。」
何か反抗したいのに、何も言えなかった。そのまま立ちつくしていると、なーちゃんは教室へ戻っていってしまった。何でだかは分からないけど、目から涙が出てきた。泣きつくしているあたしを、風が押してきた。
きっぱりと言いはった。だけど、もうガマンの限界だ。こんまになーちゃんに対して怒りがきたのは初めてかもしれない。
「いい加減にしてよっ」
つい大声で怒鳴ってしまった。なーちゃんは体ごとびくっとしていた。
「騙されてるよ!だってだって、食堂で会った時、にらんでいなくなったんだよ!!おかしいよっ。」
本当はこんなに怒りたくないのに、どうしても怒ってしまう。
なーちゃんはすごいびっくりしていた。でもすぐに
「あの時はきっと恥ずかしかったんだよ。騙されてなんかないし、おかしくない!」
と反抗してきた。
「恥ずかしい?友だちと会ったのに?あいさつくらいするでしょう?やっぱあの人、怖い人なんだよ、やめようよ?」
ちょっとなーちゃんが反抗してきて、びっくりしていた。
その後も、なーちゃんの反抗は続いた。
「友だちでも、恥ずかしい時くらいあるよ!!どうしてそんなにニャンさんを、イヤがるの?何で怖い人って知ってるの?妹は優しいって言ってたし!親友なら、応援してよ!!」
最後の一言で、あたしは何も言えなかった。たしかに、そうだと思ったから。
「でも……。」
何か反抗したいのに、何も言えなかった。そのまま立ちつくしていると、なーちゃんは教室へ戻っていってしまった。何でだかは分からないけど、目から涙が出てきた。泣きつくしているあたしを、風が押してきた。



