見もしない。ようやく食べおわり、ゆる食堂を出て、家へ帰った。自分の部屋にあるベットにゴロンと寝ころんだ。そしてスマホを取った。5人のグループラインにメッセージを打った。ドキドキしながら、返信を待った。5分もたたないで返信がきた。
〈うそ!それ、恋じゃない?漫画のネタにしていい?〉
〈ほお、ついにお姉ちゃんが!だからあたしのチームが勝ったのに、なんともいえない顔してたんだ!〉
〈ええ!あたしのなそでいなのに!〉
などなど。見ているうち、顔が赤くなっていった。
「うそ、恋なの?」
つい大声を出してしまった。それからお風呂でも、勉強してても、頭からニャンさんが離れなかった。そういえば、うちの学校だったよね?妹と同級生だったはず?じゃあ、あんま関わりないのかな。次の日。校庭でサッカー部が練習をしていた。妹たちと、ニャンさんがいた。妹が私に気がつくと、手を振ってくれた。私も振って返した。たまたまニャンさんと目が合い、ドキッとした。そのまま急いで学校へ走った。教室の自分の席ではあと息をついた。やっぱり恋!?1人で恥ずかしがっていると、ドアが開いて、人が入ってきた。その人を見て、思わず
「えっ」
と言ってしまった。だって、教室に入ってきたのは、、、!!ニャンさんだったから。うそ、同級生!?てっきり年下