だからゲーニャンちゃんがここまで残るのは予想通り。準決勝でも、ゲーニャンちゃんが残った。私も。いよいよ決勝。ゲーニャンちゃんは前に一緒にやった時よりもパワーアップしてる。だから、私が負ける可能性もある。休憩がおわって、ついに決勝戦が始まった。そして、10分後に結果発表が行われた。1位、2位、3位はトロフィーがもらえる。2位が発表された。
「ゲーニャンさん」
、、、という事は？
「1位、たまさん！」
たくさんの拍手が聞こえてきた。私は司会者から金ぴかに輝くトロフィーを受けとった。それから、ゲーニャンちゃんや色んな人からおめでとうと言ってもらえた。会場の外に出ると、お父さんの車があった。車からお母さん、お父さん、妹、弟が出てきた。
「たま、凄かったわね！優勝おめでとう。車乗って。」
言われるがまま、私はお父さんの車に乗った。しばらくして、あるところの目の前に止まった。ゆる食堂だった。食堂の前には、友だち4人が立っていた。車から急いで降りて、みんなのところへ向かった。近くに行くと、手を振ってもらえた。そしてすぐに、なそでいが私を抱きしめてくれた。
「凄い、凄いよたま！優勝おめでとう。」
そう言うと、私を離した。
みんなからお祝いの言葉をもらっていると、車から家族が降りてきた。
「今日はみんなでここで食べましょう。」
私はやったー！と叫んだ。