「とりあえず、私の部屋行く？」
みんなが上がってきた。
「うん。」
3人が同時に頷いた。
「よっし、案内したげる！」
「まあ、あたしとたまは来たことあるけど。」
「でも、ももは意外に初だよねえ。」
「ね！！楽しみ〜。」
そんな風にしゃべっていると、私の部屋に着いた。
ドアを開くと、たまとリンルンが驚いていた。
「えっっキレイ！」
声がピッタリと重なった。
「ちょっとひどいなあ。いつもキレイだしー。」
フテくされてる私を見てももは
「たしかに、キレイそうだね。」
と笑ってくれた。
「まーね？いやいつもはごちゃっとしてるよ。もも来るから片付けたんでしょう？」
リンルンに痛いところを突かれて、私はゔっとする。
「まあまあ！とにかく座って！」
慌てて早口になってしまった。