パフとゆる生活

ふわふわお姉さんのことはといちごが出会ったのは、約9年前だった。
 相棒のパフを見つけるため、出かけていると…。

 道端でピンクのパフを見つけた。
 わああ、とことはは思い、そのパフにすることにした。
 ピンクなので名前は「いちご」。

 家に帰り見せると、お母さんは喜んでくれた。

 それから、ことはといちごはどんな時でも一しょだった。
 ごはん、寝る時、散歩、家にいる時…

 すっかりお互いなくてはならない存在になった。

 ――そして、もう1つ出会いがあった。

 ことはがいちごを連れてお散歩に行った時のことだ。
 後ろから声をかけられた。
 見ると、小さい女の子だった。
 その子のパフだろうか?がことはの方へ来た。
 そこでことははビビビッときた。
 もかにパフについて聞かれた時、確信をもった。
 この子とは、仲良くなれる、と。

 それ以降、本当に仲良くなった。
 家が近いのもあり、よく遊んだりした。

 ――◇――

 ことはにとって、どちらも忘れられない、大切な出会いだった。
 いちごも、ピーチエンジェルとの出会いは忘れないだろう。

 今日も遊びに来たもかに、ことはが言った。
「ねえ、もか、出会ってくれてありがとね。」
 キョトンとするもかに、ことはは笑った。

 いちごはピーチエンジェルに、
「大好きよ…」
 と言い、ピーチエンジェルが照れていた。


 ――これからも、よろしくね。