どうしよう、わたし1人が罪を償う、とかのレベルの話では無くなった。
どうしよう、どうしたらいい?
わたしのせいで、これまで何代にも渡って役割を勤めてきたのに、家は爵位の返上どころか取り潰され、これまでの献身は記録から抹消され、わたし達は長年の不敬罪で処刑される?
「ごめん、ごめん、付いてきた俺のせいだ。
俺が君を頼って、こんな目に遭わせて。
どうしたら……ごめん、ごめんなさい」
状況を把握したフィニアスに、謝られてきつく抱きしめられても、その想像に身体の震えが止まらない。
「貴方のせいじゃない、わたしが馬鹿だったせい……」とだけ呟いたけれど、わたし同様にパニック状態の彼には聞こえていなかったのか。
「君だけを辛い目に遭わせない。
俺も一緒に……」
わたしを抱くフィニアスの腕の力が、ますます強くなった。
その時、ドアがノックもされずに開かれた。
「ねぇ、ディナの知り合いが来てる、って?
何、この緊迫した感じ?
へぇ? ふーん、お姉さん、面白いのを連れてるね?」
黒い髪に、その瞳を。
金色の瞳を輝かせた少年が、ドカドカ応接室に入ってきた……誰?
どうしよう、どうしたらいい?
わたしのせいで、これまで何代にも渡って役割を勤めてきたのに、家は爵位の返上どころか取り潰され、これまでの献身は記録から抹消され、わたし達は長年の不敬罪で処刑される?
「ごめん、ごめん、付いてきた俺のせいだ。
俺が君を頼って、こんな目に遭わせて。
どうしたら……ごめん、ごめんなさい」
状況を把握したフィニアスに、謝られてきつく抱きしめられても、その想像に身体の震えが止まらない。
「貴方のせいじゃない、わたしが馬鹿だったせい……」とだけ呟いたけれど、わたし同様にパニック状態の彼には聞こえていなかったのか。
「君だけを辛い目に遭わせない。
俺も一緒に……」
わたしを抱くフィニアスの腕の力が、ますます強くなった。
その時、ドアがノックもされずに開かれた。
「ねぇ、ディナの知り合いが来てる、って?
何、この緊迫した感じ?
へぇ? ふーん、お姉さん、面白いのを連れてるね?」
黒い髪に、その瞳を。
金色の瞳を輝かせた少年が、ドカドカ応接室に入ってきた……誰?



