お茶目な先輩はダジャレ好き




「……ハムスター、ですか?」


「大正解。
 メェちゃん、余裕で全問正解」


「『ハム』は変換せずに
『星』を『スター』に変換してみました。
 そうしたら『ハムスター』が浮かんできました」


「うん、その通りだよ。
 メェちゃん、絶好調だね」


「いえ、別に」


「相変わらずクールだね、メェちゃんは」


「そうですか」


「うん。
 なんかカッコイイ」


「三佐和先輩は面白いです」


「面白い、かぁ。
 もちろん、その言葉も嬉しいよ。
 だけどさ、メェちゃん、
 その中にも少しだけカッコよさもあるでしょ?」


「まぁ、そうですね。
 そういうふうに思う人もいるかもしれません」


「あれっ?
 ということはメェちゃんは俺のこと少しもカッコイイって思ってくれてないってことなの?」


「『面白い』は私にとって最大の褒め言葉です」


「メェちゃ~んっ」