君と出会った桜の木の下で (短編)




紅葉が散る頃


君はどこかへ舞う落ち葉のように消えてしまった


僕に光を与えたのは君だったのに


なぜ僕の前からいなくなってしまったのだろうか


季節も世界も変わりゆくけど


僕らだけは2人の世界に閉じこもったように変わらないと思っていた


ねえ、君をもっと教えてよ


今君がわからないんだ


そんな僕の心は色を失っていく木のように色褪せていた