おまめ星大冒険!

7人が地球へ向かっている時、下界はもう悪だんズで染まっていた。何とか生きのびていたなんで市長・ト族大統領も、捕まってしまった。なんで・キラリン星に残っているのは、ただひとり、丸ノさんだけだった。日々緊張、不安と闘いながら、過ごしていた。
 今は悪だんズに見つかり、逃げまどう生活をしている。家も特定されてしまい、外のどこかで隠れているしかなかった。丸ノさんは高齢ということもあり、そろそろ体力の限界がきていた。なのに、味方はいなくて、敵が全員。あっという間に、丸ノさんまでもが捕まってしまった。
 丸ノさんは牢屋へ連れていかれると、そこにはたくさんのキラリン族・なんで族・ト族が捕まっていた。丸ノさんは知らないト族と同じところへ入れられた。その中で、丸ノさんは願った。ーお願い、早くだれか助けて…!ー
 7人は、ようやく地球が見えるところまで来た。最初はうきうきだったリンルン&たまだったが、最後には退屈そうだった。ようやくといってもリンルン星から地球まで来るのには、1ヶ月ほどしかかからなかった。なので、長い時間のロケット移動を想像していた4人は、びっくりした。
 ロケットが地球の地上へ着陸した。丸ノさんと知り合いという、マロネコさん家へ向かった。丸ノさんのメモを頼りに、知らない地を歩いた。ここには人間という生物がいる。7人には巨人のように見え、毎回びくっとしていた。地球は、4人はなんで・キラリン星と似ていると思った。とくにいっぱいビルがあるところは、キラリン市に似ていると感じた。しかし、マロネコさん家のあるところは、なんで市と似ていた。たくさんの木や 雑草や草が生えていた。
 おばあちゃんがおそるおそるインターフォンを鳴らすと、「はーい」という声が聞こえて、ドアが開いた。巨人が出てくると思っていた7人は、出てきた人間を見て驚いた。たしかに大きいけど、背が小さい。「あら、丸ノさんのお友だち?中へどうぞ。」人間はにっこりして、7人を中へ入れてあげた。7人は家へ入ると、驚いた。全部の物が大きくて、戸惑った。人間は手に7人乗せると、つくえの上へ乗せた。「それで、何の用なの?」おばあちゃんが事情を全て話した。「まあ、それは大ヘン!あの、よければわたしにも手伝わせて!」「えっ本当に?!」おばあちゃん、そして6人は顔を輝かせた。
「だってお友だちが困ってるんだもの!助けるに決まっているわ!」
 人間はにっこりとしてから、ハッとした。
「自己紹介が遅れたわね。わたしはまい。そして…。」
 下にある、2つのベットから動物を取りだした。
「ネコのマロネコ・アーモンド!そして姉のマカロンよ。」
 ネコは7人と同じくらいのと小ささで、7人はほっとした。
 マロネコ・アーモンドは飼い主の足へ隠れたが、マカロンは7人の側へ寄ってきた。
「ごめんなさいね、マロちゃんったら、怖がりなの…。」と申しわけなさそうにまいは言った。
「その子はまいさんがいなくちゃダメなのね。」くすくす笑いながらもるほどは言った。
「それじゃあ、まいさんだけ来るっていうのはむりだね…。」と心配そうになるほどが言った。
「じゃあ、ネコちゃんたちも、連れていけばいいんじゃない!」なそでいが張りきって提案した。8人はなそでいの提案に、賛成した。そして、まいはネコ用の入れ物へマロネコたちを入れ、準備した。7人も準備を整えて、ロケットへ乗りこんだ。 まいは初のロケットに大コーフンしていた。
 そうして、ロケットは全員の仲間を乗せ、なんで・キラリン星へと向かった。
 再び長時間のロケット生活を、4人は覚悟した。
 でも丸ノさんが、ロケットは戻る方が速いと言っていたのを思い出した。
 ロケットの中で作戦会議が行われた。どうやって悪だんズを追い出すか、その後どうするか…。その間で、もうロケットは3つの星を通過した。
 地上を出て約1年。仲間を手に入れたなそでいたちは、自分の星を、救えるのか__!?