購買にはたくさんの種類のお弁当やパンが並んでいる。
「わぁ〜!いっぱいある!」
私は思わず声を上げた。
「ね!私もこれから購買で買おうかな~。」
春奈がつぶやく。
どれも美味しそう…!
ん~どれにしよーかな~。
春奈の奢りだし、申し訳ないから安めのやつにしよ…。
あ、これとか美味しそう!
目についたメロンパンに手を伸ばした時…
誰かの手と重なった。
「「え?」」
二人の声も重なる。
おそるおそる上を見上げてみると…。
「え!?い、一ノ瀬くん!?」
ビックリして手をすばやく引っ込める。
「ん?あ、如月さん!?」
「ご、ごごごごごごめんね!」
私が慌てて謝ると、一ノ瀬くんは
「お、俺もごめん!あ、メロンパン譲るよ!じゃね!」
と早口で言って走り去っていった。
う、うわ〜〜〜…男の子の手触っちゃった…。
私は急に恥ずかしくなって、その場にへたり込んだ。
か〜っと顔が熱くなる。
「だ、大丈夫冬歌…?」
「う、うん、大丈夫!早く教室戻ろ!」
この時、冬歌は知らなかった。一人の女子が冬歌と夏樹のことを鋭い目で睨んでいたことを…。
「わぁ〜!いっぱいある!」
私は思わず声を上げた。
「ね!私もこれから購買で買おうかな~。」
春奈がつぶやく。
どれも美味しそう…!
ん~どれにしよーかな~。
春奈の奢りだし、申し訳ないから安めのやつにしよ…。
あ、これとか美味しそう!
目についたメロンパンに手を伸ばした時…
誰かの手と重なった。
「「え?」」
二人の声も重なる。
おそるおそる上を見上げてみると…。
「え!?い、一ノ瀬くん!?」
ビックリして手をすばやく引っ込める。
「ん?あ、如月さん!?」
「ご、ごごごごごごめんね!」
私が慌てて謝ると、一ノ瀬くんは
「お、俺もごめん!あ、メロンパン譲るよ!じゃね!」
と早口で言って走り去っていった。
う、うわ〜〜〜…男の子の手触っちゃった…。
私は急に恥ずかしくなって、その場にへたり込んだ。
か〜っと顔が熱くなる。
「だ、大丈夫冬歌…?」
「う、うん、大丈夫!早く教室戻ろ!」
この時、冬歌は知らなかった。一人の女子が冬歌と夏樹のことを鋭い目で睨んでいたことを…。
