『汝‥健やかなる時も病める時も
お互いを支え合い、助け合い、共に
生涯愛することを誓いますか?』
『「はい‥誓います。」』
結婚式は2人きりで近くの教会で行い、
涙ぐむ私の頬にキスを落とし、凪へ
永遠の愛を誓った‥‥
『これからもよろしくな‥奥さん。』
「うん‥よろしくお願いします。」
凪の家族と私の父と式の前に
食事を共にし挨拶を済ませており、
式の後には羽鳥さん達を家に招待し、
凪はずっと2人に飲まされていた。
「大丈夫?お水持ってくるから。」
お酒は強い方なのに、流石にペースが
早かったのか、珍しくソファに深く
もたれたまま上を見上げたまま目を
閉じている
見ていて楽しそうだったけど、
改めてお酒のビンや缶のゴミの多さに
羽鳥さん達がシラフで帰ったことに
怖くもなった。
『悪いな‥‥サンキュ。』
「沢山お祝いしてもらえたから
嬉しかったね。なんか今になって
凪の奥さんになったんだって
実感して来た‥‥。胸が苦しいや。」
幸せ過ぎて胸が詰まるような感覚に
俯くと、凪が慌てて起き上がり
私を下から覗き込んだ
「ビックリした‥ッ‥どうしたの?」
『‥発作じゃねぇかなって‥良かった。
なんともないならいいさ。』
「私ね、ここに来てから発作は殆ど
出てないの‥‥。凪といると、
心が穏やかでいられるから。」
繋がれた手を握り返すと、酔って
蕩けた目が優しく笑った気がした
嘘じゃないんだけどな‥‥‥。
「ほら、暑いシャワー浴びておいで?
今日は疲れたから早く寝よう?」
立ち上がり、既に眠そうな凪の手を
そのまま引っ張ろうとしたら、逆に
引き寄せられて凪にダイブしてしまった
「痛っ!!もう何して‥」
『一緒に入るぞ‥今日はなんてったって
俺とお前の初夜だろ?』
ドクン
ずっと一緒にここに住んでるし、
改めてそんな事を真顔で言われると、
変に恥ずかしくなってしまう‥‥
『‥今日から自然に任せてみないか?」
凪‥‥‥
「アルコール臭いからちゃんと
綺麗ににしてからね?」
『フッ‥‥奥さんの言う事なら
聞かねぇとな。』
今日からまた凪との人生が始まる‥‥。
この先がどうなるかなんて誰にも
分からないけれど、1日いちにちを
大切に皐月と共に生きていこう‥‥。
お互いを支え合い、助け合い、共に
生涯愛することを誓いますか?』
『「はい‥誓います。」』
結婚式は2人きりで近くの教会で行い、
涙ぐむ私の頬にキスを落とし、凪へ
永遠の愛を誓った‥‥
『これからもよろしくな‥奥さん。』
「うん‥よろしくお願いします。」
凪の家族と私の父と式の前に
食事を共にし挨拶を済ませており、
式の後には羽鳥さん達を家に招待し、
凪はずっと2人に飲まされていた。
「大丈夫?お水持ってくるから。」
お酒は強い方なのに、流石にペースが
早かったのか、珍しくソファに深く
もたれたまま上を見上げたまま目を
閉じている
見ていて楽しそうだったけど、
改めてお酒のビンや缶のゴミの多さに
羽鳥さん達がシラフで帰ったことに
怖くもなった。
『悪いな‥‥サンキュ。』
「沢山お祝いしてもらえたから
嬉しかったね。なんか今になって
凪の奥さんになったんだって
実感して来た‥‥。胸が苦しいや。」
幸せ過ぎて胸が詰まるような感覚に
俯くと、凪が慌てて起き上がり
私を下から覗き込んだ
「ビックリした‥ッ‥どうしたの?」
『‥発作じゃねぇかなって‥良かった。
なんともないならいいさ。』
「私ね、ここに来てから発作は殆ど
出てないの‥‥。凪といると、
心が穏やかでいられるから。」
繋がれた手を握り返すと、酔って
蕩けた目が優しく笑った気がした
嘘じゃないんだけどな‥‥‥。
「ほら、暑いシャワー浴びておいで?
今日は疲れたから早く寝よう?」
立ち上がり、既に眠そうな凪の手を
そのまま引っ張ろうとしたら、逆に
引き寄せられて凪にダイブしてしまった
「痛っ!!もう何して‥」
『一緒に入るぞ‥今日はなんてったって
俺とお前の初夜だろ?』
ドクン
ずっと一緒にここに住んでるし、
改めてそんな事を真顔で言われると、
変に恥ずかしくなってしまう‥‥
『‥今日から自然に任せてみないか?」
凪‥‥‥
「アルコール臭いからちゃんと
綺麗ににしてからね?」
『フッ‥‥奥さんの言う事なら
聞かねぇとな。』
今日からまた凪との人生が始まる‥‥。
この先がどうなるかなんて誰にも
分からないけれど、1日いちにちを
大切に皐月と共に生きていこう‥‥。



