鞄から鍵を出したくても、首筋を
這う舌に反応してしまうも辞めて
貰えず、何とか鍵を開けると、そのまま
ベッドまで止まることなくキスが
続けられた。
「凪!靴‥ッ‥脱いでない!!」
『今から全部脱がせるからいい。』
ドクン
肌寒い部屋の暖房を付けた凪が、
ルームランプの明かりを付けると、
色っぽいその瞳に心臓がハネた。
「‥‥‥凪‥‥私‥凪のこと大好きよ。
大好きで大切でとても愛しい‥‥。
生きててあなたに会えて良かった‥。
私のこと好きになってくれて、
ありがとう‥‥。」
『それは俺の台詞だろ‥‥。
お前と出会えて、好きになって、
誰かを愛したいと思える人生に
なった。
出会った時から、もうこうなることを
願ってたかもしれねぇ‥‥。』
「‥それって‥最初から?」
『フッ‥‥遊達の言ってた通りだな‥』
えっ?
服を一気に捲られると、身につけていた
ものをキスをしながら一つずつ外されていき、凪の素肌にもう一度包まれた
心臓の音がトクントクンとリズム良く耳に伝わり、目を閉じる‥‥
すると、凪の名前のように、
穏やかで安定した気持ちに私を
させてくれるのだ
「ふふ‥‥眠くなるね。」
『俺はお前のそんな姿を前に目が
覚めてるけどな‥‥明日は寝ていい
から今日はお前を抱きたい‥』
「凪‥‥んっ‥‥‥」
体をなぞるように滑る凪の大きな手が、
胸を鷲掴みすると、そこからは眠い
なんて気持ちにさせてもらえないほど、
体温も呼吸も乱れ、凪に何度も熱を
与えられていく。
それは今までで1番優しく甘く感じ
られたのは、自分の中のわだかまりが
減ったからかもしれない‥‥
『皐月‥』
「んっ‥‥な‥に?」
『‥‥お前と2人きりの人生も楽しい
けど、自然に任せてみて家族を
増やしていけたらいいな‥‥。』
凪‥‥‥‥
こんな体だし、命を授かるかも
分からないけれど、凪が言うように
自然に任せてもいいと素直に思えた
「うん‥‥私‥も‥‥アッ!!ッ!」
深く繋がったままの私を起こすと、
もう一度深く唇が塞がれた
多くを望むのがずっと怖かった‥‥。
欲張りにならないようにって‥‥。
だから、凪が自然に任せてって言って
くれたことはとても嬉しかった。
もしいつか我が子に会える日が来たら、
生きることの大切さを教えてあげたい
ツラいことや逃げたいことだって
沢山ある社会の中でも、何処かに
自分がホッと出来る場所がある。
その一つに私がそう思えたように、
この場所が安らげると思って欲しいと
願う‥‥
這う舌に反応してしまうも辞めて
貰えず、何とか鍵を開けると、そのまま
ベッドまで止まることなくキスが
続けられた。
「凪!靴‥ッ‥脱いでない!!」
『今から全部脱がせるからいい。』
ドクン
肌寒い部屋の暖房を付けた凪が、
ルームランプの明かりを付けると、
色っぽいその瞳に心臓がハネた。
「‥‥‥凪‥‥私‥凪のこと大好きよ。
大好きで大切でとても愛しい‥‥。
生きててあなたに会えて良かった‥。
私のこと好きになってくれて、
ありがとう‥‥。」
『それは俺の台詞だろ‥‥。
お前と出会えて、好きになって、
誰かを愛したいと思える人生に
なった。
出会った時から、もうこうなることを
願ってたかもしれねぇ‥‥。』
「‥それって‥最初から?」
『フッ‥‥遊達の言ってた通りだな‥』
えっ?
服を一気に捲られると、身につけていた
ものをキスをしながら一つずつ外されていき、凪の素肌にもう一度包まれた
心臓の音がトクントクンとリズム良く耳に伝わり、目を閉じる‥‥
すると、凪の名前のように、
穏やかで安定した気持ちに私を
させてくれるのだ
「ふふ‥‥眠くなるね。」
『俺はお前のそんな姿を前に目が
覚めてるけどな‥‥明日は寝ていい
から今日はお前を抱きたい‥』
「凪‥‥んっ‥‥‥」
体をなぞるように滑る凪の大きな手が、
胸を鷲掴みすると、そこからは眠い
なんて気持ちにさせてもらえないほど、
体温も呼吸も乱れ、凪に何度も熱を
与えられていく。
それは今までで1番優しく甘く感じ
られたのは、自分の中のわだかまりが
減ったからかもしれない‥‥
『皐月‥』
「んっ‥‥な‥に?」
『‥‥お前と2人きりの人生も楽しい
けど、自然に任せてみて家族を
増やしていけたらいいな‥‥。』
凪‥‥‥‥
こんな体だし、命を授かるかも
分からないけれど、凪が言うように
自然に任せてもいいと素直に思えた
「うん‥‥私‥も‥‥アッ!!ッ!」
深く繋がったままの私を起こすと、
もう一度深く唇が塞がれた
多くを望むのがずっと怖かった‥‥。
欲張りにならないようにって‥‥。
だから、凪が自然に任せてって言って
くれたことはとても嬉しかった。
もしいつか我が子に会える日が来たら、
生きることの大切さを教えてあげたい
ツラいことや逃げたいことだって
沢山ある社会の中でも、何処かに
自分がホッと出来る場所がある。
その一つに私がそう思えたように、
この場所が安らげると思って欲しいと
願う‥‥



