『忘れ物はないか?』
「うん、大丈夫。」
キャンプ当日。
暑い日差しが嫌と言うほど照らす
快晴日和。
お店と家の植物達に水をしっかり与え、
凪の車に乗り込んだ。
『1時間くらいで着くから、
眠かったら寝てろよ?』
「ありがとう、大丈夫だよ。」
そう言いつつも、2日連続で抱かれた
体に怠さが残ってることは事実で、
凪との体力の差に哀しくなる
でもせっかくのお休みに初めての
キャンプが体験できる楽しみの方が
今は増しているから目は冴えたままだ。
少し前の私なら、誰かと接する事なんて
自分から望まなかった。
1人でいい‥‥
傷付けたくないし傷付きたくない。
沢山思い出なんて作らない方が
悲しまないで済むなんてことばかり
考えて生きていた。
そんな自分が、前よりも笑って
自然体でいられるこの場所で、後悔を
しないように生きてみたい‥‥‥
そんな思いが生まれて初めて抱けた。
途中スーパーで飲み物や食べたい食材を
追加して購入し、あっという間に富士山
が美しく見えるキャンプ場に到着した。
「凪、運転ありがとう。疲れてない?」
『ん‥‥平気。荷物だけ運ぶの
少しだけ頼めるか?』
少しだけと言いながら殆どは凪が持って
くれ、両手に一つずつ袋を持つくらい
しかさせてもらえない
凪の腕の逞しさにかかれば、私を
持ち上げるのも簡単らしいから、
全く重たくないんだって‥‥‥
『おっ!!凪!皐月ちゃん!
こっちこっち!!』
うわぁ‥‥ここがキャンプ場?
想像していたキャンプ場とはやはり
違って、ホームページで見るよりも
最高の富士の景色が目の前に望める
場所に開いた口が塞がらない
『遅くなって悪い‥‥。
テントを皐月と急いで張るわ。』
『時間はたっぷりあるんだから、
のんびりやればいいさ。
皐月ちゃん、キャンプ楽しもうね。』
「はい!」
周りを遮る視界がなく、街を見下ろせる
丘の上で過ごせることに、生きてきた
狭い世界を痛感する
私‥‥ここにきて良かったって‥‥‥
名古屋がダメなんじゃない。
便利だし、仕事も楽しかった。
でも、自然に勝るものってやっぱり
ないんじゃないかって思えてしまう
『皐月?』
「凪‥私ここに来れて良かった。
だから‥ありがとう‥‥。」
『フッ‥‥良かったな。』
「うん、大丈夫。」
キャンプ当日。
暑い日差しが嫌と言うほど照らす
快晴日和。
お店と家の植物達に水をしっかり与え、
凪の車に乗り込んだ。
『1時間くらいで着くから、
眠かったら寝てろよ?』
「ありがとう、大丈夫だよ。」
そう言いつつも、2日連続で抱かれた
体に怠さが残ってることは事実で、
凪との体力の差に哀しくなる
でもせっかくのお休みに初めての
キャンプが体験できる楽しみの方が
今は増しているから目は冴えたままだ。
少し前の私なら、誰かと接する事なんて
自分から望まなかった。
1人でいい‥‥
傷付けたくないし傷付きたくない。
沢山思い出なんて作らない方が
悲しまないで済むなんてことばかり
考えて生きていた。
そんな自分が、前よりも笑って
自然体でいられるこの場所で、後悔を
しないように生きてみたい‥‥‥
そんな思いが生まれて初めて抱けた。
途中スーパーで飲み物や食べたい食材を
追加して購入し、あっという間に富士山
が美しく見えるキャンプ場に到着した。
「凪、運転ありがとう。疲れてない?」
『ん‥‥平気。荷物だけ運ぶの
少しだけ頼めるか?』
少しだけと言いながら殆どは凪が持って
くれ、両手に一つずつ袋を持つくらい
しかさせてもらえない
凪の腕の逞しさにかかれば、私を
持ち上げるのも簡単らしいから、
全く重たくないんだって‥‥‥
『おっ!!凪!皐月ちゃん!
こっちこっち!!』
うわぁ‥‥ここがキャンプ場?
想像していたキャンプ場とはやはり
違って、ホームページで見るよりも
最高の富士の景色が目の前に望める
場所に開いた口が塞がらない
『遅くなって悪い‥‥。
テントを皐月と急いで張るわ。』
『時間はたっぷりあるんだから、
のんびりやればいいさ。
皐月ちゃん、キャンプ楽しもうね。』
「はい!」
周りを遮る視界がなく、街を見下ろせる
丘の上で過ごせることに、生きてきた
狭い世界を痛感する
私‥‥ここにきて良かったって‥‥‥
名古屋がダメなんじゃない。
便利だし、仕事も楽しかった。
でも、自然に勝るものってやっぱり
ないんじゃないかって思えてしまう
『皐月?』
「凪‥私ここに来れて良かった。
だから‥ありがとう‥‥。」
『フッ‥‥良かったな。』



