「ッ‥‥少しずつって‥言ったのに。」
『ん‥‥‥悪い‥‥でも‥そんなこと
されたら無理だろ‥‥触りたいし。
辞めんなら今にして‥‥多分もう
最後まで絶対止まってやれないから‥‥。』
ドクン
いつもはもっとぶっきらぼうな話し方を
するくせに、色気が増した凪の表情に、
私の方が熱を帯びてしまう‥‥
嫌なんて思わない‥‥。
凪の体温は心地よくて安心するから‥。
ただ、恥ずかしい‥‥それに、
心臓が壊れてしまうんじゃないかと
いうくらいにドクンドクンと音を鳴らして
緊張してる‥‥
「‥‥私は‥ッ‥どうしてたらいい?」
顔の横に置かれた凪の手首に触れると、
ゆっくり近づいてきた唇がオデコに触れ
至近距離でフッと笑われた
『‥‥お前のことを好きなヤツが
抱くのをただ感じてればいい‥。
俺もそんなに余裕ねぇ‥‥。』
凪‥‥‥‥
軽く唇に触れた凪の唇が啄むように
角度を変えてキスをし始め、離れた瞬間にTシャツを脱ぐ凪にまた深いキスを
落とされる。
告白したその日に、こんなことになる
なんて思ってなかったけど、ここに来た
時点でもしかしたら覚悟してたんだと
思う‥‥
嫌だったら、きっと来てなかった‥‥
恋愛経験もほぼないくせに、自分が
こんな行動を取っているなんて、少し前の私からしたら考えられない‥‥
でも‥凪と過ごす時間の中で、
知らずしらずのうちに少しは変われて
いたんじゃないかって思える。
「‥ッ‥‥アッ‥‥」
裾から忍びこむ凪の手が簡単に私の服を
首から抜き、下着姿の私を上から眺めた
「‥そんな‥見ないで‥‥」
両手で隠すものの、凪の片手に簡単に
両手が掴まれると頭の上に手を押さえ
られ、もう片方の手が下着を外し
上半身を覆うものが何もなくなった
『‥‥‥‥‥』
何で‥‥何も言わないの?
羞恥心と不安からか、この沈黙に
目頭が熱くなり瞳が涙で滲んでしまう
やっぱり触ってみた感触と、見た資格
とでは違うよね‥‥‥
私は自分の事だから見慣れてるけど、
初めて見る人にとっては嫌な記憶に残る
んじゃないかな‥‥‥
『皐月‥‥目を開けて見て‥‥』
えっ?
頭上に捉えられていた手が緩められ、
凪の手が私の手を取ると、自分の体に
私の手を触れさせた。
「‥‥ッ‥‥」
『お揃いじゃん‥‥。
ここも‥‥ここにも‥‥お前と同じ
痕がある。』
『ん‥‥‥悪い‥‥でも‥そんなこと
されたら無理だろ‥‥触りたいし。
辞めんなら今にして‥‥多分もう
最後まで絶対止まってやれないから‥‥。』
ドクン
いつもはもっとぶっきらぼうな話し方を
するくせに、色気が増した凪の表情に、
私の方が熱を帯びてしまう‥‥
嫌なんて思わない‥‥。
凪の体温は心地よくて安心するから‥。
ただ、恥ずかしい‥‥それに、
心臓が壊れてしまうんじゃないかと
いうくらいにドクンドクンと音を鳴らして
緊張してる‥‥
「‥‥私は‥ッ‥どうしてたらいい?」
顔の横に置かれた凪の手首に触れると、
ゆっくり近づいてきた唇がオデコに触れ
至近距離でフッと笑われた
『‥‥お前のことを好きなヤツが
抱くのをただ感じてればいい‥。
俺もそんなに余裕ねぇ‥‥。』
凪‥‥‥‥
軽く唇に触れた凪の唇が啄むように
角度を変えてキスをし始め、離れた瞬間にTシャツを脱ぐ凪にまた深いキスを
落とされる。
告白したその日に、こんなことになる
なんて思ってなかったけど、ここに来た
時点でもしかしたら覚悟してたんだと
思う‥‥
嫌だったら、きっと来てなかった‥‥
恋愛経験もほぼないくせに、自分が
こんな行動を取っているなんて、少し前の私からしたら考えられない‥‥
でも‥凪と過ごす時間の中で、
知らずしらずのうちに少しは変われて
いたんじゃないかって思える。
「‥ッ‥‥アッ‥‥」
裾から忍びこむ凪の手が簡単に私の服を
首から抜き、下着姿の私を上から眺めた
「‥そんな‥見ないで‥‥」
両手で隠すものの、凪の片手に簡単に
両手が掴まれると頭の上に手を押さえ
られ、もう片方の手が下着を外し
上半身を覆うものが何もなくなった
『‥‥‥‥‥』
何で‥‥何も言わないの?
羞恥心と不安からか、この沈黙に
目頭が熱くなり瞳が涙で滲んでしまう
やっぱり触ってみた感触と、見た資格
とでは違うよね‥‥‥
私は自分の事だから見慣れてるけど、
初めて見る人にとっては嫌な記憶に残る
んじゃないかな‥‥‥
『皐月‥‥目を開けて見て‥‥』
えっ?
頭上に捉えられていた手が緩められ、
凪の手が私の手を取ると、自分の体に
私の手を触れさせた。
「‥‥ッ‥‥」
『お揃いじゃん‥‥。
ここも‥‥ここにも‥‥お前と同じ
痕がある。』



