『暑ぃ‥‥』
「暑いのは分かるけど‥ッ‥ごめん‥
私はまだそういうのにあまり慣れて
ないから‥‥」
あまりの経験のなさと免疫のなさに、
27歳にもなるのに呆れられてしまうかもしれないけど、流石に裸でいられると
目のやり場に困る‥‥
近づく足音に、心臓の音がどんどん
大きくなると、背中に感じた肌の熱に
体がビクッと反応した
「凪‥ッ‥‥」
背後から私にもたれるように体重をかけ
抱き締める腕が鎖骨と腰に巻き付き、
一気に全身の体温が沸騰する
心臓の音‥‥聞こえちゃう‥‥‥
『‥‥‥慣れろよ。
そんなんじゃいつまでも抱けない。』
ドクン
耳元に息がかかる‥‥
腰に回された手が服の裾から中に
滑り込み、その手を押さえ上を見上げる
と、待っていたかのように唇がそっと
塞がれた
『フッ‥‥‥そんなに構えんなって。』
そ、そんな事言われても‥‥
抱くとかストレートに言うから、
力が嫌でも入ってしまう‥‥
嬉しそうに鼻で笑う凪が冷蔵庫から
冷えたビールを取り出し、プルトップを
カチッと開けると美味しそうにゴクゴク
と喉に流し始めた
ああ‥‥もう向こうに行こう‥‥
飲んでるだけなのに、その姿さえも
色気を感じてしまうなんて、
私は既に重症なのかもしれない‥‥
「ねぇ、上には何があるの?」
一階から続く木のオープン階段もとても
素敵だったので指を差し聞いてみた
ベッドも下にあるし、リビングダイニングもバストイレもあるから、2階は
使ってないのかな‥‥
『何もねぇよ。とりあえず天井が
高いから作っただけ。
将来何かに必要な時はまた作る。』
「ふふ‥‥そうなんだ。
いいなぁ‥凪の手作りのお家‥‥。」
好きな人の好きが詰まった空間‥‥
凪はやっぱりすごいなって改めて
尊敬してしまう‥‥
ピットリビングに備え付けられている
コの字型のソファに座ると、凪が私の
すぐ隣に腰掛け肩を軽く抱かれた。
なんか‥‥今までもそうだったけど、
凪って自然に距離を詰めてくる
やっぱり慣れてるんだろうな‥‥‥
「凪って‥‥モテたよね‥‥‥」
『‥‥さぁな‥‥遊んではいたな‥。』
遊び‥‥‥か‥‥
私も‥もしかして遊びの1人‥‥?
『一緒に居たいと思えたのは
皐月だけだけどな‥‥‥。
過去は変えられないから、遊んでた
俺も消せない‥‥』
凪‥‥‥‥
「暑いのは分かるけど‥ッ‥ごめん‥
私はまだそういうのにあまり慣れて
ないから‥‥」
あまりの経験のなさと免疫のなさに、
27歳にもなるのに呆れられてしまうかもしれないけど、流石に裸でいられると
目のやり場に困る‥‥
近づく足音に、心臓の音がどんどん
大きくなると、背中に感じた肌の熱に
体がビクッと反応した
「凪‥ッ‥‥」
背後から私にもたれるように体重をかけ
抱き締める腕が鎖骨と腰に巻き付き、
一気に全身の体温が沸騰する
心臓の音‥‥聞こえちゃう‥‥‥
『‥‥‥慣れろよ。
そんなんじゃいつまでも抱けない。』
ドクン
耳元に息がかかる‥‥
腰に回された手が服の裾から中に
滑り込み、その手を押さえ上を見上げる
と、待っていたかのように唇がそっと
塞がれた
『フッ‥‥‥そんなに構えんなって。』
そ、そんな事言われても‥‥
抱くとかストレートに言うから、
力が嫌でも入ってしまう‥‥
嬉しそうに鼻で笑う凪が冷蔵庫から
冷えたビールを取り出し、プルトップを
カチッと開けると美味しそうにゴクゴク
と喉に流し始めた
ああ‥‥もう向こうに行こう‥‥
飲んでるだけなのに、その姿さえも
色気を感じてしまうなんて、
私は既に重症なのかもしれない‥‥
「ねぇ、上には何があるの?」
一階から続く木のオープン階段もとても
素敵だったので指を差し聞いてみた
ベッドも下にあるし、リビングダイニングもバストイレもあるから、2階は
使ってないのかな‥‥
『何もねぇよ。とりあえず天井が
高いから作っただけ。
将来何かに必要な時はまた作る。』
「ふふ‥‥そうなんだ。
いいなぁ‥凪の手作りのお家‥‥。」
好きな人の好きが詰まった空間‥‥
凪はやっぱりすごいなって改めて
尊敬してしまう‥‥
ピットリビングに備え付けられている
コの字型のソファに座ると、凪が私の
すぐ隣に腰掛け肩を軽く抱かれた。
なんか‥‥今までもそうだったけど、
凪って自然に距離を詰めてくる
やっぱり慣れてるんだろうな‥‥‥
「凪って‥‥モテたよね‥‥‥」
『‥‥さぁな‥‥遊んではいたな‥。』
遊び‥‥‥か‥‥
私も‥もしかして遊びの1人‥‥?
『一緒に居たいと思えたのは
皐月だけだけどな‥‥‥。
過去は変えられないから、遊んでた
俺も消せない‥‥』
凪‥‥‥‥



