『皐月ちゃんこんばんは。』
「羽鳥さんこんばんは。
あの‥‥こ、こちらの方々は?」
柿添さんはまだ見えていないのか、
羽鳥さんが座って待つ席に向かうと、
知らない女の子が2人座っていて驚く
同い年くらいかな‥‥
2人ともスタイルが良くて綺麗な子‥‥
『2人とも凪の友達だよ。俺は
初対面だけど、旭は何度か飲んだり
してるっぽい。』
『茉美(まみ)でーす。
ネイリストやってまーす。』
『あたしは莉奈(りな)。
普通の会社員よ。』
「あ‥‥に、新名皐月です。
凪さんのお店で働いてます。」
茉美さんに莉奈さん‥‥‥
どうしよう‥‥
どちらかといえば初対面の人は苦手で、
いきなり一緒に食事と分かってたら
ここに来なかったのに‥‥。
茉美さんはボブスタイルで
明るめのヘアカラーがよく似合う
ハキハキとした可愛らしい人。
それに対して莉奈さんはゆるふわに
巻かれたロングヘアが似合う大人っぽい
落ち着いた人だ。
こんな綺麗な人達とも凪は友達なんだ‥
2人に挟まれるように真ん中に
座らされた凪を見ていると、羽鳥さんに
手首を引かれて隣に座らされた
『皐月ちゃんは俺と話そうね?』
「えっ?は、はい。」
『遊‥‥‥揶揄うなよ?』
『えー‥どうしよっかなー。
皐月ちゃんといると落ち着くし
話してると癒されるからなー。』
羽鳥さん‥私のことをそんな風に
思ってないくせに‥‥。
苦笑いで真横に座る羽鳥さんを見ると、
満面の笑みで笑いかけてくれた。
いつも工房に来る時に少し話す
くらいで、そんなにちゃんと話したこと
だってないのに絶対嘘だけど、とりあえず誤魔化しておこうかな‥‥。
『ねぇ、凪、最近付き合い悪くない?』
『別に‥‥』
『まさか!!女でも出来たとか!?』
『‥‥‥‥』
えっ?
メニュー表を見ていた私は、シーンと
なった状況に視線をあげると、凪と
目がバッチリ合い首を少し傾げる
そう言えば凪の恋人の話って
したことなかったけど、これだけ
カッコいいならいてもおかしくない。
倉庫の方にはあれ以来一度も行ってない
けれど、もしかしたら彼女が来たり
してるのかもしれないから、
やましいことはないとしても、
相手に嫌な思いだけはさせないように
気をつけないとな‥‥
「羽鳥さんこんばんは。
あの‥‥こ、こちらの方々は?」
柿添さんはまだ見えていないのか、
羽鳥さんが座って待つ席に向かうと、
知らない女の子が2人座っていて驚く
同い年くらいかな‥‥
2人ともスタイルが良くて綺麗な子‥‥
『2人とも凪の友達だよ。俺は
初対面だけど、旭は何度か飲んだり
してるっぽい。』
『茉美(まみ)でーす。
ネイリストやってまーす。』
『あたしは莉奈(りな)。
普通の会社員よ。』
「あ‥‥に、新名皐月です。
凪さんのお店で働いてます。」
茉美さんに莉奈さん‥‥‥
どうしよう‥‥
どちらかといえば初対面の人は苦手で、
いきなり一緒に食事と分かってたら
ここに来なかったのに‥‥。
茉美さんはボブスタイルで
明るめのヘアカラーがよく似合う
ハキハキとした可愛らしい人。
それに対して莉奈さんはゆるふわに
巻かれたロングヘアが似合う大人っぽい
落ち着いた人だ。
こんな綺麗な人達とも凪は友達なんだ‥
2人に挟まれるように真ん中に
座らされた凪を見ていると、羽鳥さんに
手首を引かれて隣に座らされた
『皐月ちゃんは俺と話そうね?』
「えっ?は、はい。」
『遊‥‥‥揶揄うなよ?』
『えー‥どうしよっかなー。
皐月ちゃんといると落ち着くし
話してると癒されるからなー。』
羽鳥さん‥私のことをそんな風に
思ってないくせに‥‥。
苦笑いで真横に座る羽鳥さんを見ると、
満面の笑みで笑いかけてくれた。
いつも工房に来る時に少し話す
くらいで、そんなにちゃんと話したこと
だってないのに絶対嘘だけど、とりあえず誤魔化しておこうかな‥‥。
『ねぇ、凪、最近付き合い悪くない?』
『別に‥‥』
『まさか!!女でも出来たとか!?』
『‥‥‥‥』
えっ?
メニュー表を見ていた私は、シーンと
なった状況に視線をあげると、凪と
目がバッチリ合い首を少し傾げる
そう言えば凪の恋人の話って
したことなかったけど、これだけ
カッコいいならいてもおかしくない。
倉庫の方にはあれ以来一度も行ってない
けれど、もしかしたら彼女が来たり
してるのかもしれないから、
やましいことはないとしても、
相手に嫌な思いだけはさせないように
気をつけないとな‥‥



