『塾行かなきゃ』
時刻は午後6時25分。塾は6時半からだ。
家と塾からは自転車で2分。だから今から家を出たら十分に間に合う。
行きたくないなあ。外寒いし、今日の先生誰かなあ。なんて考えてると塾に着いた。
今日の先生は、おおーあのイケメンな人か。緊張するなあ。気まずいなあ。
その先生に対してマイナスな気持ちの方が多かったと思う。
『共テは受けてみた?』
はい?
『高一でも受けてみたら案外いけるかもよ。数1Aはいけるでしょ』
ああ、共テか。
『国語がヒス構文あるらしいので受けてみたいです』
『ああ、ヒス構文ね笑笑』
まて、私は何を言っているんだ、気まずすぎる
そんなことを話しながら参考書をとく。
『僕ね、来年から院入るんだ。実は去年の夏みんなが受験勉強してる間僕も受験勉強してたんだよ』
『ええそうなんですか笑笑』
ここで好感を持ったと思う。
