DEAR 2nd 〜Life〜








────カラ…




儷奈ちゃんの質問に、何故かあたしの手が止まってしまい





「………」




あたしは初めて顔を上げ、不安気に朝岡さんを見つめた。







「───彼女、ねぇ…」





朝岡さんはあたしと全く正反対な余裕の表情を見せ、フッと意味深に笑う。






……な、なに?





まさか暴露しないよね?




ってかそのいかにも“何か企んでますよ”的な表情やめて下さい!!





大体何だ!?!?



儷奈ちゃんも儷奈ちゃんで色目接客やめてよ!!!





あぁぁ~もう!




誰か!




誰かこの魔のトライアングル止めてくれ~!!






……そんなあたしの心の主張はお構い無く、この場の雰囲気はやけに大人っぽく流れ









「───…いないって言ったらどーなんの?」






「そりゃもうプライベートで仲良くして欲しいお誘いですよ♪」






「───…へぇ…」







「・・・・・・」






───ちょっと。




ちょっとちょっとちょっと!!!!!





あたしの存在無視してませんか!





あんたもあんたで一応あたしの客なのに営業掛けるなよ!!!!





っつか他の人に誘われる暇あるくらいなら、あたしを何でクリスマスに誘ってくれないの~~~!?!?!?





再びイライラメーターが振り切れそうになった時










「───…ごめんな。





俺彼女おるねん。





……むっちゃ惚れてる女。」









─────ドキッ…!







え……







相変わらず強いお酒を注ぎながら、サラッとその手の話を流す朝岡さんに








─────チラッ








「っ!」







儷奈ちゃんに見えないように目配せされ、あたしは赤面した顔を隠すように慌てて下を向いた。









……ふ、不覚…。





心臓出てくるかと思った…。







─────ドキドキ…








……朝岡さんのバカ。





あたしビックリしたり、怒ったり、嬉しかったり、ドキドキしたりで死にそうだよ……。







……って今度は乙女チックモードになっていたのも束の間。










「───…っつか、うん。




バレてるかも知らんけど、ここにその惚れてる女おるんやけど。」






━━━━━━!?







ちょっ……!



ちょっと朝岡さん……っ!?!?