DEAR 2nd 〜Life〜







夜は味方になった。





一人で生きる事が当たり前になった。





だけど




心はいつしか枯れ果てていった。






仄暗い闇の中。





ずっとずっと待っていた。





片翼しかない翼じゃ飛べないの。




灯りがないと歩けないの。





助けて




助けて





誰かここから連れ出して





……そう叫んでた。





ずっと、ずっと。






ある時





そんな絶望の淵から、




白い光を帯びた何かが見えた。







それが









あなただった。