Music of Frontier

ここで本編終了です。お疲れ様でした。

この後は作者のあとがきと、それから番外編がいくつかあります。

時間の許す方は、最後まで読んでいってくださいね。



さてそんな訳で、今作は、恒例、モバスペbookからの移植作品。

『Music of Frontier』となります。

作者の私も、超久し振りに、ページを開きました。

まずびっくりしたのは、これって2019年の作品だったんですね。

凄い前のような気がする。

感覚としては、2021年くらいだったんですけど。こんなに前なんですね。

桜崎の作品の中ではよく、『frontier』というアイドルグループが登場しますが。

その元ネタの作品となったのが、この『Music of Frontier』です。

何だか懐かしいですね。

『frontier』の前は『ポテサラーズ』だったよなぁ。

基本的に私は、書き終えた自分の作品を振り返ることって、あまりしないんです。

ルトリア、ルクシー、ミヤノとベーシュちゃんは覚えてたけど、エルーシアなんか名前すら忘れてました(←おい)。

この『Music of Frontier』は確か、エロマフィアの派生作品なんですよね。

帝国騎士官学校から追い出され、貴族の家からも追放された「ルシファー」が。

闇堕ちして、マフィア入りしたのがルレイア。

心機一転して、アイドルになったのがルトリア。

って感じで。

マフィアかアイドルか…。なんか天国と地獄くらい違いますが。

いずれにしても、ルレイアは『青薔薇連合会』に、ルトリアは『frontier』に、それぞれ居場所を見つけ。

そこで生きていく覚悟を決めたのだから、それで良かったのかなと。

闇堕ちしていないので、ルトリアは割と常識的ですよね。

本来のルシファーって、こういう人ですよ。

ルレイアが魔改造されてるだけで。

ルトリアは、ちゃんと「ルトリア・レイヴァース」というキャラを確立していましたが。

ルクシーの方は、まんまルルシーの生き写しでしたね。

言動がいつもルルシーと同じなので、何回か、ルクシーがルルシーに見えました。

それにしても、2019年の作品だから、仕方ないんですけど。

こうして今振り返ってみると、既に時代錯誤を感じますね。

Twittersとかね。

それから、これ小説だから仕方ないんですけど。

『frontier』があまりにもトントン拍子に有名になり過ぎて、ちょっと微笑ましかったと言うか。

現実だったら、こう上手くは行かないですよね。

きっとルトリアには、画面の向こうのファンを虜にする何か、カリスマ性みたいなものがあったんだろう。

それからもう一つ、作者的に忘れられないのが、ベーシュちゃんの存在。

ベーシュちゃんは、『神殺しのクロノスタシス』に登場するベリクリーデちゃんのモデルです。

ベーシュちゃんがお気に入り過ぎて、似たようなキャラを書きたくて、ベリクリーデちゃんが生まれました。

私、女の子キャラって、これまでずっと書くの苦手だったんですが。

ベーシュちゃんがきっかけで、格段に書きやすくなりました。

君は凄い子だよ、ベーシュちゃん…。

ちなみに、桜崎の歴代全作品の中で、一番名前が気に入っているキャラも、このベーシュちゃんです。

「ベアトリーシュ・ファルネフレット」ちゃんです。

うーん…。やっぱり、この名前の響き、好き。

そしてベーシュちゃんには、忘れてはいけない、とある裏設定があるんですが。

それについては別作品、『人生のハイライト』で語られています。

多分、そっちも移植するんじゃないかな。これから頑張ります。

公開したら、是非読んでみてくださいね。

じゃあ、そろそろ締めていきましょうか。

ここまで読んでくださった読者の皆様、本当にありがとうございます。嬉しいです。

この後のページは、『frontier』各メンバーの番外編となります。もう少しだけ、お付き合いいただけると幸いです。




それでは、また会いましょうね。