最初の頃は、「ルトリアがそんなことするはずがない」と言ってくれたエミスキーだったが。
カンニング疑惑が浮上してから二ヶ月もたった頃から、エミスキーもラトベルも、俺を避けるようになっていた。
「あの…エミスキー、ラトベル。良かったら、一緒にお昼行きませんか」
昼休み。
一緒に食事に行こうと二人に声をかけたが、二人は俺を見てはっとして、困ったような顔をした。
視線をぐるぐるとさまよわせて、それからしどろもどろになりながら答えた。
「あ…いや、俺達購買行くから」
…いつもは食堂に食べに行くのにね。
「なら付き合いますよ、俺も」
「いや…大丈夫だから。行こうぜ、ラトベル」
「うん」
何が大丈夫なのかは知らないけど。
エミスキーもラトベルも、俺から逃げるようにそそくさと教室を出ていった。
…最近の二人は、いつもあんな感じ。
俺が話しかけてもろくに答えてくれない。それどころか露骨に避けられる。
仕方がないから、俺は一人で食堂に向かった。
俗に言う、ボッチ飯だ。
以前は一人で食事に行くことなんてなかった。エミスキーとかラトベルとか、イーリアと三人で行っていたから。
でも最近では、ボッチ飯が常態化してきた。
賑わう食堂の片隅で、一人で食事を摂る。
最近はすっかり慣れてしまったけど、でも周りの人の視線が気になって、あまり食べられなかった。
俺は元々学年トップの成績で、しかも姉がなまじ優秀だった為、学年を問わず顔を知られていた。ある種の人気者だった。
その人気者にカンニング疑惑が浮上したというのだから、誰もが面白がって、俺を好奇の目で見た。
しかも俺のルームメイトの先輩達が、また俺のいないところであることないこと周りに言い触らしていることもあり。
今や、俺が顔も知らない先輩達にまで陰口を叩かれている始末。
陰口を…本当に叩かれているのかどうかは分からない。俺の被害妄想で、陰口を言われているように聞こえているだけかもしれない。
人の視線が気になって、結局ほとんど食べられなかった。
カンニング疑惑が浮上してから二ヶ月もたった頃から、エミスキーもラトベルも、俺を避けるようになっていた。
「あの…エミスキー、ラトベル。良かったら、一緒にお昼行きませんか」
昼休み。
一緒に食事に行こうと二人に声をかけたが、二人は俺を見てはっとして、困ったような顔をした。
視線をぐるぐるとさまよわせて、それからしどろもどろになりながら答えた。
「あ…いや、俺達購買行くから」
…いつもは食堂に食べに行くのにね。
「なら付き合いますよ、俺も」
「いや…大丈夫だから。行こうぜ、ラトベル」
「うん」
何が大丈夫なのかは知らないけど。
エミスキーもラトベルも、俺から逃げるようにそそくさと教室を出ていった。
…最近の二人は、いつもあんな感じ。
俺が話しかけてもろくに答えてくれない。それどころか露骨に避けられる。
仕方がないから、俺は一人で食堂に向かった。
俗に言う、ボッチ飯だ。
以前は一人で食事に行くことなんてなかった。エミスキーとかラトベルとか、イーリアと三人で行っていたから。
でも最近では、ボッチ飯が常態化してきた。
賑わう食堂の片隅で、一人で食事を摂る。
最近はすっかり慣れてしまったけど、でも周りの人の視線が気になって、あまり食べられなかった。
俺は元々学年トップの成績で、しかも姉がなまじ優秀だった為、学年を問わず顔を知られていた。ある種の人気者だった。
その人気者にカンニング疑惑が浮上したというのだから、誰もが面白がって、俺を好奇の目で見た。
しかも俺のルームメイトの先輩達が、また俺のいないところであることないこと周りに言い触らしていることもあり。
今や、俺が顔も知らない先輩達にまで陰口を叩かれている始末。
陰口を…本当に叩かれているのかどうかは分からない。俺の被害妄想で、陰口を言われているように聞こえているだけかもしれない。
人の視線が気になって、結局ほとんど食べられなかった。


