Music of Frontier

『frontier』のアカウントは元々あったのだが。

そろそろメンバー各人でアカウントを作っても良いんじゃないか、という話になり。

皆で、それぞれTwittersを始めてみた。

ミヤノやベーシュさんは、フォロワーに困らないと思うが。

メンバーの中で俺だけフォロワー数一桁だったら嫌だな、と心配していたところ。

無事、初日から結構な数のフォロワー数がついてくれて、ホッとひと安心である。

ミヤノとベーシュさんのフォロワー数は、見ないことにしよう。

桁が二つくらい違ってたらショックだからな。

しかしTwittersって…何を呟けば良いんだろうな。

あんまり迂闊なこと呟くと、個人情報特定されたりしそうで怖くない?

そう思って、ツイート数がついつい控えめになってしまっていたのだが。

それをルクシーに相談してみたところ、「お前は気にし過ぎだ。エルのTwitters見てみろ」と言われた。

エルーシアのTwittersを確認してみると、彼のツイート数は凄かった。

何をそんなに呟いているのかと思ったら。

「今起きたよ~。ぐっもーにん」とか。

「今朝の朝食。朝バナナダイエットならぬ、朝リンゴダイエット始めました」とか。リンゴの写真つきで。

「暇だすね。昼寝したいだす」とか。

結構どうでもい、いや…日常のちょっとしたことを呟いているようだった。

成程、その手があったか。

やっぱり、ツイート更新してくれないと面白くないよね。

つまらないことでも良いから、ともかくツイートしよう。

そう思って、昨日からエルーシアを見習って、あれこれとツイートしてみたのだが…。




「…ん?ルクシーから電話だ」

ぶるぶる、と携帯が鳴り出したので、俺は通話ボタンを押した。

「はーいもしもし、ルクシ、」

『おいお前。この馬鹿』

えっ。

ルクシーの声が、おこなんだけど。

激おこルクシーぷんぷん丸なんだけど。

「え、な、何ですか?俺が何をしたと?」

『何をしたじゃねぇ。お前、俺が見てないと思って』

「??」

…何したの?俺。

本当にルクシーに怒られるようなことをした覚えがなくて。

『Twittersだよ!お前のTwitters!』

「えっ…。ルクシー俺のTwitters見てくれたんですか?」

『そりゃ見るだろ。相互フォローしてるんだから…。じゃなくて!何ださっきのツイート!』

「ふぇ?」

さっきの…ツイート?

思い出す。先程のツイート。

お昼ご飯食べたから、エルーシアを見習って、「今日のお昼です\(^^)/」と写真つきでツイートしたのだが?

それの何が悪いの?駄目だった?

でもエルーシアも今日のお昼ご飯、写真撮ってアップしてたじゃん。

ルクシーが何に怒ってるか分からなくて、おろおろしていると。

『…ルトリア。お前…昨日の昼もツイートしてたな。昨日の昼飯何だった?』

「え?素パスタですけど…」

『だよな。夜もツイートしてたよな。昨日の晩飯は何だった?』

「素パスタですけど」

『だよな。で、さっき写真つきでツイートしてたのは何だ?』

「…素パスタです」

『素パスタしか食ってねぇじゃねぇか。この素パスタが!』

怒られた。

ルクシーが何に怒っているのか、ようやく分かりました。