ミヤノがくれたのは、何やら不思議な形をしたタッパーのようなもの。
「これは…?」
「これにお湯とパスタ入れてレンジでチンすると、パスタが茹で上がるんだ」
あ、成程。
アイデアキッチングッズなのか。
「レンジでパスタが茹でられるんですか?それは便利ですね」
「あぁ。独り暮らしなら重宝するかと思って」
いちいちお鍋出して一人ぶん茹でるの、面倒臭いもんね。
それがレンジでパパっと出来るとなれば…大変便利だ。
「ありがとうございます、ミヤノ」
「どういたしまして」
これがあれば、毎日素パスタ食べられるね。
大事にしよう。
すると、エルーシアが。
「ちっちっ…。分かってないなお主ら」
「え…何が?」
「君らは、独り暮らしの醍醐味と言うものを分かってない!夢の独り暮らしだぞ?もっと先にやることがあるだろ!」
先にやること?
って…何?
「何すれば良いんですか…?」
「これだよ、これ」
エルーシアは、自分の鞄からとんでもないものを取り出した。
それが何なのか、一瞬分からなかった。
タイトルはずばり、『団地妻~午後の秘蜜~』。
パッケージの表には、大変豊かな乳房を惜しげもなく見せびらかした女性が描かれていた。
青少年には大変刺激が強い。
「ふぁっ!?」
俺は反射的に飛び退いてしまった。
きょとんと見つめるベーシュさんの目を、ミヤノがすっ…と手で覆っていた。
見ちゃいけません、って奴だ。
「ベーシュに何を見せてんだ、この馬鹿!」
「あだっ!」
ルクシーが、エルーシアの後頭部をべしっ、とはたいた。
「だってよ!独り暮らしの醍醐味だろ!誰の目も憚らずにAVが観れる!大事なことだろ!」
「それはお前だけだ!あとベーシュのいるところでそんなもん見せるな!デリカシーの欠片もないなお前は!」
いや、ベーシュさん、何かよく分かってなかったみたいできょとんとしてますが。
「どうだルトリーヌ。やるぜこれ」
「いや…結構です…」
その…何て言うか、気持ちは嬉しいのだけど。
要らないです。
「え、何で?あ、さてはルトリーヌ、団地妻好きじゃないな?何派?ロリ?それともメイド…」
「ちょっとこのエルーシア…。セクハラの罪でそこの交番に連れてってくるよ」
「え、ちょ!やめ、嫌ぁぁ!」
エルーシアの腕をがっちりと掴み、ルクシーはずるずると引き摺っていった。
あーあ…。
で、残された俺とミヤノとベーシュさんは。
「…まぁ、あの…。ああいう奴なんだ。気にしないでくれ」
「…はい…」
「…?」
俺とミヤノは、何とも言えない気まずい食う気になっていたが。
ベーシュさんだけは、相変わらずきょとんとしているままだった。
「これは…?」
「これにお湯とパスタ入れてレンジでチンすると、パスタが茹で上がるんだ」
あ、成程。
アイデアキッチングッズなのか。
「レンジでパスタが茹でられるんですか?それは便利ですね」
「あぁ。独り暮らしなら重宝するかと思って」
いちいちお鍋出して一人ぶん茹でるの、面倒臭いもんね。
それがレンジでパパっと出来るとなれば…大変便利だ。
「ありがとうございます、ミヤノ」
「どういたしまして」
これがあれば、毎日素パスタ食べられるね。
大事にしよう。
すると、エルーシアが。
「ちっちっ…。分かってないなお主ら」
「え…何が?」
「君らは、独り暮らしの醍醐味と言うものを分かってない!夢の独り暮らしだぞ?もっと先にやることがあるだろ!」
先にやること?
って…何?
「何すれば良いんですか…?」
「これだよ、これ」
エルーシアは、自分の鞄からとんでもないものを取り出した。
それが何なのか、一瞬分からなかった。
タイトルはずばり、『団地妻~午後の秘蜜~』。
パッケージの表には、大変豊かな乳房を惜しげもなく見せびらかした女性が描かれていた。
青少年には大変刺激が強い。
「ふぁっ!?」
俺は反射的に飛び退いてしまった。
きょとんと見つめるベーシュさんの目を、ミヤノがすっ…と手で覆っていた。
見ちゃいけません、って奴だ。
「ベーシュに何を見せてんだ、この馬鹿!」
「あだっ!」
ルクシーが、エルーシアの後頭部をべしっ、とはたいた。
「だってよ!独り暮らしの醍醐味だろ!誰の目も憚らずにAVが観れる!大事なことだろ!」
「それはお前だけだ!あとベーシュのいるところでそんなもん見せるな!デリカシーの欠片もないなお前は!」
いや、ベーシュさん、何かよく分かってなかったみたいできょとんとしてますが。
「どうだルトリーヌ。やるぜこれ」
「いや…結構です…」
その…何て言うか、気持ちは嬉しいのだけど。
要らないです。
「え、何で?あ、さてはルトリーヌ、団地妻好きじゃないな?何派?ロリ?それともメイド…」
「ちょっとこのエルーシア…。セクハラの罪でそこの交番に連れてってくるよ」
「え、ちょ!やめ、嫌ぁぁ!」
エルーシアの腕をがっちりと掴み、ルクシーはずるずると引き摺っていった。
あーあ…。
で、残された俺とミヤノとベーシュさんは。
「…まぁ、あの…。ああいう奴なんだ。気にしないでくれ」
「…はい…」
「…?」
俺とミヤノは、何とも言えない気まずい食う気になっていたが。
ベーシュさんだけは、相変わらずきょとんとしているままだった。


