Music of Frontier

ライブ配信が無事に終わり。

後片付けもして、ライブハウスを出た俺達は。

宣言通り、その足で打ち上げをする為に居酒屋に向かった。

相変わらず俺は下戸なので、一人だけ烏龍茶だが。

とにかく乾杯。

「どう?生放送の成果は」

「皆予想以上に観に来てくれてる。見てみろよ、この視聴者数」

エルーシアが、スマホの画面を見せてくれた。

わー本当だ。すごーい。

目が点になりそう。

「予想以上に好評だな。チャンネル登録者数も増えてるみたいだし」

どうもありがとうございます。

「良いね、ライブ配信…。またやろうか」

「そうだな。動画投稿と平行して、これからも定期的にやろう」

「これもミヤノのイケメンぶりと、ベーシュさんの美少女ぶりのお陰ですね~」

「いや…お前の歌だろ…」

ルクシーったら。お世辞が上手いんだから。

俺の歌だけでそれだけの人が聴きに来るなんて有り得ない。

皆、イケメンと美女を見て、癒しを求めに来たんだ。

そうに違いない。

「とにかく、俺達は着実に進歩してる。これからも皆で、頑張っていこう」

ミヤノがそう言い、俺達四人はそれに同意した。

『frontier』は、確実に前に進んでいる。

それも、以前とは比べ物にならないほど、飛躍的に。

出来ることならこのまま、うなぎ登りに上がっていって欲しいものだ。