Music of Frontier

…なんて言えば良いんだ?この場合。

相手は俺が有罪と決めてかかってるようだし、それだと俺がいくら無罪を主張しても、しらばっくれているようにしか聞こえまい。

ここは、出来るだけ相手を刺激しないように…。

「あの…。本当に何も覚えがないんです。宜しければ、自分にどんな嫌疑がかかっているのか教え…」

「惚けるな!」

教官殿はそう叫んで、ガン!と机を殴った。

…びっくりした。

ちょっと、沸点低過ぎでは?

怒りたいのはこっちだよ。見に覚えのないことで怒られてるんだから。

俺は何にも悪いことしてないのに。

そう思うと、ちょっとムカムカしてきた。

俺は何も悪いことはしていないのだから、教官殿が何に怒ってるのかは知らないが、結局冤罪なのだ。

大方、教官殿の勘違い。

それじゃあ俺、怒られ損じゃん。

無実の罪で非難されるなんて、不運極まりない。

どうせ俺の無実が証明されても、謝ってなんてくれないぞ、教官殿は。

あぁ間違えてた、もう帰って良いぞ。って言われるのが関の山。

本当怒られ損。

そう思うと、俺だってイライラしてくるというものだ。