振り向いたら
ジャックだった
「世界1位おめでとう」
「ありがとう」
「俺は柚陽に抜かされちゃったよ」
「柚陽の演技力は凄かったからね?
まぁジャックも負けてなかったけど(笑)」
「日本に帰るのか?」
「多分」
「俺はお前を引き止めに来た」
「えっ?」
「もう1回いう
好きだ
付き合って下さい」
「確かに私はもう目標に達したけど…」
「俺の事好きぢゃない?」
チェシーは
気を使い席を外してくれた
確かにジャックの事は嫌いぢゃない
だけど孝斗の事があっていまいち信じれない
それにジャックの事好きか分からない
「嫌いぢゃないよ
でも好きか分からない
それに元カレの事がトラウマというか…」

