空席がなくて立ったまま電車に乗っている二人。
電車がブレーキをかけるとき少しバランスを崩した理香子を慶介が咄嗟に支える。
「ごめん。」
「体幹弱すぎだろ」
「・・・ごめん」
気まずそうな理香子の頭上から慶介はそっけない言葉をかける。
「じゃ、私ここで降ります。お疲れ様でした。」
珍しくちゃんと挨拶をする理香子は瞳も、頬も赤い。
「・・・お疲れ」
慶介はいつものようにそっけない挨拶をして手をひらひら振った。
電車から降りた理香子は慶介からかりたハンカチを見つめる。
根はいいやつ。
でも誰とも交わらない慶介が理解できない。
でも・・・。
慶介が咄嗟に支えてくれた腕がやけに熱い。
なんだこれ。
自分の気持ちに突っ込みを入れながら理香子はハンカチをギュッと握りしめて歩き出した。
電車がブレーキをかけるとき少しバランスを崩した理香子を慶介が咄嗟に支える。
「ごめん。」
「体幹弱すぎだろ」
「・・・ごめん」
気まずそうな理香子の頭上から慶介はそっけない言葉をかける。
「じゃ、私ここで降ります。お疲れ様でした。」
珍しくちゃんと挨拶をする理香子は瞳も、頬も赤い。
「・・・お疲れ」
慶介はいつものようにそっけない挨拶をして手をひらひら振った。
電車から降りた理香子は慶介からかりたハンカチを見つめる。
根はいいやつ。
でも誰とも交わらない慶介が理解できない。
でも・・・。
慶介が咄嗟に支えてくれた腕がやけに熱い。
なんだこれ。
自分の気持ちに突っ込みを入れながら理香子はハンカチをギュッと握りしめて歩き出した。



