「……字牌だけで作るのが字一色(ツーイーソー)で、数牌の3種類のうち、いずれか1種類で作るのが清一色(チンイツ)、それに字牌が入ると混一色(ホンイツ)ね」

ネットで役について調べながら、私は覚えるために呟く。

役について調べてたら、私の通う高校の最寄り駅に着いて、私は電車を降りた。

役の基本は、3枚組の面子が4つと2枚組の雀頭からなる。

で、リーチは鳴かずに聴牌(テンパイ)状態になった時に宣言すると成立する役で、テンパイは、アガリに必要な牌が1枚になった状態。

アガり方には2種類あって、自分が引いた牌でアガるのが「ツモ」、相手が捨てた牌でアガるのが「ロン」。

同じ牌が2枚あることを対子(トイツ)、それが3枚だと刻子(コーツ)、4枚だと槓子(カンツ)、同じ種類の牌の数字が連続した3枚を順子(シュンツ)、

鳴きには、「ポン」「チー」「カン」があって、鳴くと捨牌がもらえる。

ポンは、手牌に対子がある時に同じ牌が捨てられた時に鳴ける。

チーは、順子を作りたい時に鳴ける。チーは、自分の左にいる上家(カミチャ)からしか貰えない。

カンは、槓子を作りたい時に鳴ける。カンにも種類があって、暗槓(アンカン)と呼ばれるものは鳴きに含まれない。

カンした後は、ドラをめくる……と。