ガラクタとおじいさん


「キミは人間なんだ」

男の人が同じ言葉を繰り返した。

「キミは私や……おじいさんと同じ……人間なんだよ」

……おじいさん。




おじいさんには……もう会えないの?

僕が呟くと、男の人は悲しそうな顔をした。

「おじいさんは……死んだんだ。もう動く事も……キミを抱きしめてくれる事もない」

男の人の声が、小さな白い部屋に響いた。


……死んだ。


急に胸が締め付けられる様に痛くなった。