ゴミ山で迎えた何度目かの夜に、何か『いきもの』の気配を感じた。

そっと目を開けると、目の前にヨボヨボのおじいさんが立っている。

おじいさんは悲しそうな顔をすると、僕を優しく持ち上げた。

そのまま僕はおじいさんの家に連れていかれた。