「わざわざ作って持って来てくれたんですか?」
「優作さん、いつもカロリ◯メイトしか食べてないので、、、たまには、ちゃんとご飯も食べた方がいいんじゃないかなって思って、、、」
ちょっと照れながら、わたしはそう言うと、優作さんは優しい表情で「ありがとうございます。」と言い、それからタッパーの蓋を開けた。
すると、優作さんの表情がパッと明るくなり、「うわぁ!旨そう!」と言った。
その時だった。
わたしの脳内に最後に見た明人の笑顔がフラッシュバッグしたのだ。
わたしがお弁当を届けたから、明人は死んだ、、、
そう責められた言葉と重なり、気付けば過呼吸になっていた。
「笑莉さん?どうしたんですか?大丈夫ですか?」
優作さんの心配する声が聞こえる。
わたし、何やってるんだろう、、、
自分の起こした行動で自分の首を締めて苦しくなってる。
すると、優作さんはわたしを抱きしめ、背中を擦りながら「ゆっくり息をして。深呼吸、、、焦らなくていいよ。大丈夫、、、笑莉さんは一人じゃないから。」と言ってくれた。
わたしは優作さんに言われた通り、ゆっくり深呼吸をする努力をし、次第に落ち着いていった。
「ごめんなさい、、、せっかくの休憩時間に、迷惑をかけてしまって、、、」
「迷惑だなんて思ってないよ。お弁当ありがとう。」
そう言って優作さんはゆっくりとわたしを放すと、わたしの顔を覗き込み、優しく微笑んだ。



