暁月という姓は、鬼を率いる頭領と、その家族にのみ許された名であるらしい。
だから、わたしは明日、暁月ユキになるのだ。
千早様の妻に、家族に、なる。
鬼の隠れ里では、頭領である千早様が祝言を上げると言うことでとても盛り上がっているそうだ。
わたしは身の安全のためお邸の外に出ていないからよくわからないのだが、各家の軒先に華やかな提灯が飾られ、明日の祝言の夜はお祭りが開かれると言う。
千早様の人気はすごいなと感心していたら、千早様は苦笑いで「ただ騒ぎたいだけではないのか」とおっしゃっていた。
「ユキ、ここにいたのか。母上が呼んでいる」
ぼーっと打掛に見とれていたら青葉様がいらっしゃった。
だから、わたしは明日、暁月ユキになるのだ。
千早様の妻に、家族に、なる。
鬼の隠れ里では、頭領である千早様が祝言を上げると言うことでとても盛り上がっているそうだ。
わたしは身の安全のためお邸の外に出ていないからよくわからないのだが、各家の軒先に華やかな提灯が飾られ、明日の祝言の夜はお祭りが開かれると言う。
千早様の人気はすごいなと感心していたら、千早様は苦笑いで「ただ騒ぎたいだけではないのか」とおっしゃっていた。
「ユキ、ここにいたのか。母上が呼んでいる」
ぼーっと打掛に見とれていたら青葉様がいらっしゃった。


