「梨々香、おはよう」
「おはよう、徹さん」
いつもの時間に起きてきた徹さんとの何も変わらない会話。
キッチンで私に挨拶をしてからシャワーのために浴室に向かう徹さんを見ながら、私はふと昨日のことを思い出していた。
昨日の夕方、晴斗くんのお父さんに詰め寄られたところを徹さんに助け出された私は、過去のトラウマについて告白した。
徹さんも最初こそ驚いた様子だったが、もう少し自分に自信を持った方が良いとアドバイスをくれて、私のことが大好きだと言ってくれた。
もちろん徹さんの言う好きと言うのは好ましいという意味であって、直訳すればライクなのだろう。間違ってもラブではないとわかってはいるけれど、私はとっても嬉しかった。
「おはよう、徹さん」
いつもの時間に起きてきた徹さんとの何も変わらない会話。
キッチンで私に挨拶をしてからシャワーのために浴室に向かう徹さんを見ながら、私はふと昨日のことを思い出していた。
昨日の夕方、晴斗くんのお父さんに詰め寄られたところを徹さんに助け出された私は、過去のトラウマについて告白した。
徹さんも最初こそ驚いた様子だったが、もう少し自分に自信を持った方が良いとアドバイスをくれて、私のことが大好きだと言ってくれた。
もちろん徹さんの言う好きと言うのは好ましいという意味であって、直訳すればライクなのだろう。間違ってもラブではないとわかってはいるけれど、私はとっても嬉しかった。



