ルリシヤが、何か隠そうとしていることは分かった。
「…何を隠そうとしてるんだ?」
「んー、まだ確信を得てる訳じゃないんですけど」
まぁ、そりゃそうだな。
隠し事の正体が分かっているのなら、わざわざ詮索する必要はない。
「と言うか、その隠し事ってのは、俺達が知る必要のあることか?」
俺達は家族だ。
俺はルリシヤを信用してるし、ルリシヤも多分、俺のことを信用してくれてると思う。
でも。
だからって、何もかもを隠さずに話して欲しいとは思わない。
誰にだってあるだろう。
聞かれたくない自分の後ろ暗い部分が。
マフィアにいるからこそ。
俺にだってあるし、ルレイアにもルーチェスにもあるだろう。
勿論、ルリシヤにも。
だから、その部分を無理矢理暴き出して、ルリシヤの傷に塩を塗るような真似はしたくない。
出来ない。
それは、家族のすることではない。
ルリシヤがそうまで隠したいのなら、無理に聞き出す必要はない。
彼の意思を尊重するべきではないのか。
しかし。
「…勿論俺だって、彼の隠し事を無理に暴くつもりはないですよ」
「…」
「でもそれは、もしルリシヤが、助けを必要としていないなら、の話です」
…そうか。
「つまり、ルリシヤは…何らかの助けを必要としている状況にあると…お前は判断したんだな?」
「そうです」
助けが必要だけど、無理をして、自分の手で何とかしようとしている。
もしそうなら、俺達は放ってはおけない。
もしルリシヤが助けを必要としているのなら、助ける。
家族だから。
あいつが助けてって言わなくても、助ける。
「聞かせてくれるか?ルリシヤが何に困ってるのか」
「それについては、僕から説明させてもらって良いですか?」
ルーチェスが、片手を上げて申し出た。
「ルーチェスが?」
「事が事なので、詳しくはルーチェスに調べてもらったんです」
…成程。
説明するには、ルレイアよりもルーチェスの方が相応しい。何かしらの事情があるんだな。
「分かった。話してくれ」
「ありがとうございます」
ルーチェスは、声を潜めて話し出した。
「…何を隠そうとしてるんだ?」
「んー、まだ確信を得てる訳じゃないんですけど」
まぁ、そりゃそうだな。
隠し事の正体が分かっているのなら、わざわざ詮索する必要はない。
「と言うか、その隠し事ってのは、俺達が知る必要のあることか?」
俺達は家族だ。
俺はルリシヤを信用してるし、ルリシヤも多分、俺のことを信用してくれてると思う。
でも。
だからって、何もかもを隠さずに話して欲しいとは思わない。
誰にだってあるだろう。
聞かれたくない自分の後ろ暗い部分が。
マフィアにいるからこそ。
俺にだってあるし、ルレイアにもルーチェスにもあるだろう。
勿論、ルリシヤにも。
だから、その部分を無理矢理暴き出して、ルリシヤの傷に塩を塗るような真似はしたくない。
出来ない。
それは、家族のすることではない。
ルリシヤがそうまで隠したいのなら、無理に聞き出す必要はない。
彼の意思を尊重するべきではないのか。
しかし。
「…勿論俺だって、彼の隠し事を無理に暴くつもりはないですよ」
「…」
「でもそれは、もしルリシヤが、助けを必要としていないなら、の話です」
…そうか。
「つまり、ルリシヤは…何らかの助けを必要としている状況にあると…お前は判断したんだな?」
「そうです」
助けが必要だけど、無理をして、自分の手で何とかしようとしている。
もしそうなら、俺達は放ってはおけない。
もしルリシヤが助けを必要としているのなら、助ける。
家族だから。
あいつが助けてって言わなくても、助ける。
「聞かせてくれるか?ルリシヤが何に困ってるのか」
「それについては、僕から説明させてもらって良いですか?」
ルーチェスが、片手を上げて申し出た。
「ルーチェスが?」
「事が事なので、詳しくはルーチェスに調べてもらったんです」
…成程。
説明するには、ルレイアよりもルーチェスの方が相応しい。何かしらの事情があるんだな。
「分かった。話してくれ」
「ありがとうございます」
ルーチェスは、声を潜めて話し出した。


