ルレイアは、ルリシヤが入った棺桶に蓋をし。
堅そうな南京錠で、カチン、と鍵をした。
そして。
「んじゃ、刺しまーす!」
玩具じゃない、本物のナイフを。
ルリシヤの入った棺桶の中に、ぐさぐさ刺し込んでいった。
お前、本当に容赦ないな。
一歩間違えば、死者が出るぞ。
「やべぇ!死ぬ!ルリ公が死ぬ!ルル公!何とかしねぇと!」
アリューシャ大パニック。
ほ、本当に死ぬぞ?
大丈夫なんだよな?大丈夫…なんだよな?
棺桶の中からは、何も聞こえない。
悲鳴も、助けを求める声も。
俺は棺桶の隙間から、今にも血が染み出てくるのではないかと、気が気ではなかった。
しかし。
いきなり、背後からバーンと大きな音がして、俺達はびっくりして振り返った。
俺達の背後、棺桶とは正反対の位置にある、会議室の掃除用ロッカー。
そのロッカーの中から、マントを着たルリシヤが、颯爽と現れた。
…マジ?
「うぉぉぉぉ!ルリ公生きてたぁぁぁすげぇぇぇ!」
アリューシャ、歓喜。
一体いつの間に、棺桶からワープしたんだ。
ルリシヤ、お前もしかして二人いる?
「これぞ、ルリシヤマジックだ。楽しんでもらえただろうか?」
楽しんだって言うか、心臓がもげそうになったよ。
「さすが、やりますねぇルリシヤ」
「あれ、極めたら面白そうですね」
おい、ルレイアとルーチェス。変態二人組。
真似をするなよ。
「やっべぇぇぇ!超かっけぇぇ!マジシャンだ!マジシャンだぜモノホンの!やべぇぇぇ!」
シュノより、アリューシャの方が楽しんでるな。
以上、ルリシヤのマジックショーでした。
もう、お前が優勝で良いと思うよ。
堅そうな南京錠で、カチン、と鍵をした。
そして。
「んじゃ、刺しまーす!」
玩具じゃない、本物のナイフを。
ルリシヤの入った棺桶の中に、ぐさぐさ刺し込んでいった。
お前、本当に容赦ないな。
一歩間違えば、死者が出るぞ。
「やべぇ!死ぬ!ルリ公が死ぬ!ルル公!何とかしねぇと!」
アリューシャ大パニック。
ほ、本当に死ぬぞ?
大丈夫なんだよな?大丈夫…なんだよな?
棺桶の中からは、何も聞こえない。
悲鳴も、助けを求める声も。
俺は棺桶の隙間から、今にも血が染み出てくるのではないかと、気が気ではなかった。
しかし。
いきなり、背後からバーンと大きな音がして、俺達はびっくりして振り返った。
俺達の背後、棺桶とは正反対の位置にある、会議室の掃除用ロッカー。
そのロッカーの中から、マントを着たルリシヤが、颯爽と現れた。
…マジ?
「うぉぉぉぉ!ルリ公生きてたぁぁぁすげぇぇぇ!」
アリューシャ、歓喜。
一体いつの間に、棺桶からワープしたんだ。
ルリシヤ、お前もしかして二人いる?
「これぞ、ルリシヤマジックだ。楽しんでもらえただろうか?」
楽しんだって言うか、心臓がもげそうになったよ。
「さすが、やりますねぇルリシヤ」
「あれ、極めたら面白そうですね」
おい、ルレイアとルーチェス。変態二人組。
真似をするなよ。
「やっべぇぇぇ!超かっけぇぇ!マジシャンだ!マジシャンだぜモノホンの!やべぇぇぇ!」
シュノより、アリューシャの方が楽しんでるな。
以上、ルリシヤのマジックショーでした。
もう、お前が優勝で良いと思うよ。


