…まぁ、良いよお前らは。
ちゃんとドアから入ってくるからな。
もう、ちゃんとドアから入ってきてくれるのなら、何でも良いよ。
いきなり現れるの、マジで心臓に悪いからやめてくれ。
「あれっ?ルル公!ルレ公どうした?」
「本当だ。ルレイアいないね」
「…自分の店に行ってる…」
今頃、店に辿り着いた頃だろうか?
ちゃんと穏便に、平和的に仲裁していれば良いのだが。
あいつ、人様に喧嘩売る天才だからな。
更に炎上させてる可能性が大。
「なぁんだいねぇのか。つまんね。ルレ公がいないんじゃ、昼寝のし甲斐がねぇぜ!」
昼寝のし甲斐って何だよ。
ルレイアがいようがいまいが、お前、いつも関係なく昼寝してるじゃん。
すると。
「元気出して、アリューシャ。ほら、紙芝居読んであげようか」
「マジで!?聞くー」
アイズ。お前はアリューシャに甘過ぎだ。
何で紙芝居を持ち歩いてるんだよ。
あぁ、頭痛が更に酷くなっていく…。
…ん?
よく見たら、ルレイア以外にも、足りないものが…。
すると、そこに。
こんこん、と俺の執務室の扉をノックする者が現れた。
「おっ、客だぞルル公。誰か来たぞ」
「知らねぇよ、もう…。頭痛いんだから後にしてくれよ…」
俺は、こいつらの面倒を見るので精一杯なんだ。
しかし。
「お邪魔するわね~、ルルシー」
「あっ…。アシュトーリアさん!?」
俺の部屋を訪ねてきたのは、他でもない俺達の上司。
『青薔薇連合会』首領、アシュトーリア・ヴァルレンシーその人であった。
ちゃんとドアから入ってくるからな。
もう、ちゃんとドアから入ってきてくれるのなら、何でも良いよ。
いきなり現れるの、マジで心臓に悪いからやめてくれ。
「あれっ?ルル公!ルレ公どうした?」
「本当だ。ルレイアいないね」
「…自分の店に行ってる…」
今頃、店に辿り着いた頃だろうか?
ちゃんと穏便に、平和的に仲裁していれば良いのだが。
あいつ、人様に喧嘩売る天才だからな。
更に炎上させてる可能性が大。
「なぁんだいねぇのか。つまんね。ルレ公がいないんじゃ、昼寝のし甲斐がねぇぜ!」
昼寝のし甲斐って何だよ。
ルレイアがいようがいまいが、お前、いつも関係なく昼寝してるじゃん。
すると。
「元気出して、アリューシャ。ほら、紙芝居読んであげようか」
「マジで!?聞くー」
アイズ。お前はアリューシャに甘過ぎだ。
何で紙芝居を持ち歩いてるんだよ。
あぁ、頭痛が更に酷くなっていく…。
…ん?
よく見たら、ルレイア以外にも、足りないものが…。
すると、そこに。
こんこん、と俺の執務室の扉をノックする者が現れた。
「おっ、客だぞルル公。誰か来たぞ」
「知らねぇよ、もう…。頭痛いんだから後にしてくれよ…」
俺は、こいつらの面倒を見るので精一杯なんだ。
しかし。
「お邪魔するわね~、ルルシー」
「あっ…。アシュトーリアさん!?」
俺の部屋を訪ねてきたのは、他でもない俺達の上司。
『青薔薇連合会』首領、アシュトーリア・ヴァルレンシーその人であった。


