さぁ。あとは、ケチャップをかけるだけだ。
ケチャップをどんな形にかけるかは、永遠のテーマだが…。
今回は、初回だし…定番をつこう。
「…折角だからハートにしよう…」
にゅにゅ~、とケチャップを搾り、ハートを描く。
よし。これで完璧。
「さぁ、後片付けの前に、熱いうちに食べてみましょう。ほら、レスリーも」
「え?私もですか…?」
「折角だから、味わって欲しいじゃないですか。感想を聞かせてください」
見た目は良いけど、味は不味かったら、切ないからな。
是非第三者の意見を聞いてみたい。
「は、はぁ。では失礼して…」
「えぇ。頂いてみましょう」
レスリーと二人、両端をスプーンで掬い取り。
ぱくりと一口。
「…何これうっま…」
やっぱり、僕は天才か。
「レスリーは?」
「ほう。確かに、美味ですな」
それは良かった。
美味しいと言ってもらえると、嬉しいものだ。
楽器を上手く弾けたとき褒めてもらえるのとは、また違う喜びがある。
「ヤバいですね…。僕、これを機に料理男子に目覚めてしまいそうな気がする…」
初めてだからそう思うだけかもしれないが、料理楽しい。
上手く出来ると、なお楽しい。
是非この傑作を、セカイさんにも食べて欲しいところであるが。
それはまた次の機会に。
一回上手く出来たんだから、きっと次も、上手く出来るはずだ。
あー美味い。
「…殿下」
「…?食べないんですか?レスリー」
「もう結構です。そんなことより…」
今、僕のオムライスが美味しい以上に大切なことがあるのか?
「あ、大丈夫。後片付けは後でするので」
食べ終わってからやります。冷めちゃうと勿体ないので。
しかし。
「そうではありません!全く、コック長に呼ばれて来てみれば、あなたは一体、何をしていらっしゃるんですか!?」
「何をって…」
見ての通り、料理だが?
「皇太子ともあろう方が、何故そのようなことを!」
あー…。またそういうこと言う。
始まったよ。いつもの説教が。
これが、料理に失敗して、無駄に食材を無駄にしただけだったら、怒られるのも分かるが。
数個の卵の犠牲の他には、ちゃんと食べられるものを作ってるし。
何なら割るのに失敗した卵も、殻さえ取り除けば、普通に使える。
それなのに、何故説教されなければならないのか。
僕に特技が増えるのは、良いことではないのか?
大体、今美味しいオムライスをご賞味してるところだから、説教なんてBGMにしたくはないのだが…。
仕方がない。
レスリーの気を鎮めるには、相手をしなくては。
ケチャップをどんな形にかけるかは、永遠のテーマだが…。
今回は、初回だし…定番をつこう。
「…折角だからハートにしよう…」
にゅにゅ~、とケチャップを搾り、ハートを描く。
よし。これで完璧。
「さぁ、後片付けの前に、熱いうちに食べてみましょう。ほら、レスリーも」
「え?私もですか…?」
「折角だから、味わって欲しいじゃないですか。感想を聞かせてください」
見た目は良いけど、味は不味かったら、切ないからな。
是非第三者の意見を聞いてみたい。
「は、はぁ。では失礼して…」
「えぇ。頂いてみましょう」
レスリーと二人、両端をスプーンで掬い取り。
ぱくりと一口。
「…何これうっま…」
やっぱり、僕は天才か。
「レスリーは?」
「ほう。確かに、美味ですな」
それは良かった。
美味しいと言ってもらえると、嬉しいものだ。
楽器を上手く弾けたとき褒めてもらえるのとは、また違う喜びがある。
「ヤバいですね…。僕、これを機に料理男子に目覚めてしまいそうな気がする…」
初めてだからそう思うだけかもしれないが、料理楽しい。
上手く出来ると、なお楽しい。
是非この傑作を、セカイさんにも食べて欲しいところであるが。
それはまた次の機会に。
一回上手く出来たんだから、きっと次も、上手く出来るはずだ。
あー美味い。
「…殿下」
「…?食べないんですか?レスリー」
「もう結構です。そんなことより…」
今、僕のオムライスが美味しい以上に大切なことがあるのか?
「あ、大丈夫。後片付けは後でするので」
食べ終わってからやります。冷めちゃうと勿体ないので。
しかし。
「そうではありません!全く、コック長に呼ばれて来てみれば、あなたは一体、何をしていらっしゃるんですか!?」
「何をって…」
見ての通り、料理だが?
「皇太子ともあろう方が、何故そのようなことを!」
あー…。またそういうこと言う。
始まったよ。いつもの説教が。
これが、料理に失敗して、無駄に食材を無駄にしただけだったら、怒られるのも分かるが。
数個の卵の犠牲の他には、ちゃんと食べられるものを作ってるし。
何なら割るのに失敗した卵も、殻さえ取り除けば、普通に使える。
それなのに、何故説教されなければならないのか。
僕に特技が増えるのは、良いことではないのか?
大体、今美味しいオムライスをご賞味してるところだから、説教なんてBGMにしたくはないのだが…。
仕方がない。
レスリーの気を鎮めるには、相手をしなくては。


