「じゃ、そろそろ僕帰ります。夜までに帰らないとバレるんで」
「そうですか。送りましょうか?王宮の近くまで」
「そうしてもらえると助かります」
「分かりました。エリュシア」
犬でも呼ぶかのように声をかけると、下僕のエリュシアが、さっと現れた。
「彼を送ってあげてください」
「はい。主様」
よし。これで今日のところは問題なしだな。
「それでは皆さん。また会いましょう」
「じゃあな~。ルーチェスだから…ルー公だな!」
「気をつけて帰ってね」
「俺のことは、ルリシヤ先輩と呼んでくれて良いぞ」
「私はシュノ。宜しくね」
にこやかに挨拶を交わして。
エリュシアに連れられて、ルーチェスが応接室を出ていった。
…で、残った俺達は。
「…ついに俺も先輩と呼んでもらえる日が来たぞ。感動だな、ルルシーせんぱ、」
「お前、ちょっと黙ってろ」
ルリシヤを睨むルルシーの眼光は、この世の人とは思えなかった。
正に死神級。
完全なる八つ当たりである。
ルリシヤ、何も悪くない。
「…やっべ。アリューシャ、こんな怒ったルル公、見たことねぇわ」
「君子、危うきに近寄らずだよ。向こう行こうね、アリューシャ」
「わ、私もさすがに怖い…。逃げた方が良いかしら…」
「だな。ルレイア先輩。後は頼んだ」
「しょうがないなー…。分かりましたよ」
ルルシーをこんなに怒らせたのは、俺だからな。
俺が責任を取らなくては。
そそくさと出ていく幹部組。
残されたのは、俺とルルシーの二人だけである。
いやん。
「そうですか。送りましょうか?王宮の近くまで」
「そうしてもらえると助かります」
「分かりました。エリュシア」
犬でも呼ぶかのように声をかけると、下僕のエリュシアが、さっと現れた。
「彼を送ってあげてください」
「はい。主様」
よし。これで今日のところは問題なしだな。
「それでは皆さん。また会いましょう」
「じゃあな~。ルーチェスだから…ルー公だな!」
「気をつけて帰ってね」
「俺のことは、ルリシヤ先輩と呼んでくれて良いぞ」
「私はシュノ。宜しくね」
にこやかに挨拶を交わして。
エリュシアに連れられて、ルーチェスが応接室を出ていった。
…で、残った俺達は。
「…ついに俺も先輩と呼んでもらえる日が来たぞ。感動だな、ルルシーせんぱ、」
「お前、ちょっと黙ってろ」
ルリシヤを睨むルルシーの眼光は、この世の人とは思えなかった。
正に死神級。
完全なる八つ当たりである。
ルリシヤ、何も悪くない。
「…やっべ。アリューシャ、こんな怒ったルル公、見たことねぇわ」
「君子、危うきに近寄らずだよ。向こう行こうね、アリューシャ」
「わ、私もさすがに怖い…。逃げた方が良いかしら…」
「だな。ルレイア先輩。後は頼んだ」
「しょうがないなー…。分かりましたよ」
ルルシーをこんなに怒らせたのは、俺だからな。
俺が責任を取らなくては。
そそくさと出ていく幹部組。
残されたのは、俺とルルシーの二人だけである。
いやん。


