わなわなと震えるルルシーに対し、俺は感動に打ち震えていた。
「聞きました?ルルシー。弟子ですよ。俺、弟子が出来たんですよ!」
「おまっ…。おまっ、ふざけ…」
「いやぁ。あなた分かってますねぇ。俺とバッチリ趣味が合うじゃないですか!」
王族を糞味噌扱いするところ。
俺のセンスが分かっているところ。
そんな俺に一目惚れしたところ。
全てが文句なくバッチリ!
俺の弟子として、こんなに相応しい人物がいるか?
「おめでとうルレイア先輩。仲良くな」
「みっちりしごいてやれよ、ルレ公!」
「まぁ、王室とコネを作っておくのは良いことだね」
「よく分からないけど、ルレイア嬉しそう。良かったね…!」
ほら、皆祝福してくれてる。
今日はおめでたいね。シャンパン開けよう。
それなのに。
「お前ら!何言ってんだ!ふざけんじゃねぇ!」
ルルシーが、とってもおこだった。
「どうしたんですかルルシー?」
「どうしたんですかじゃねぇ!おっ…王族の男を弟子にするなんて、許せる訳ないだろ!」
あら。
もしかして、ルルシーったら。
「もー…。ルルシーったら~」
「…あ?」
「俺だって、可愛い弟子に横恋慕して、うっかり手を出しちゃったりなんかしませんよ。大丈夫。俺の一番は、いつだってルルシーで…」
ちょいちょい、とルルシーを指先でつつきながらそう言うと。
ルルシーのこめかみに、ピキッ、と血管が浮き出た。
あ、ヤバそう。
「そ…そういう話をしてるんじゃねぇ!!」
ルルシー渾身の拳骨が、俺の頭に飛んできた。
が、俺はルリシヤさながら、華麗なバク宙でそれを避けた。
「おぉ!さすがルティス帝国の死神。華麗な避け方…!」
目をきらきらさせて、師匠の華麗なバク宙を見つめる弟子、ルーチェス。
これ、君にも伝授してあげるからね。
「避けるな馬鹿!」
「何で怒ってるんですか、ルルシー」
「怒るに決まってるだろ!この…この馬鹿!馬鹿が!」
あまりにも怒り過ぎて、語彙が貧弱になってる。
ルルシーが一杯馬鹿馬鹿言う~。ひど~い。
「俺は!絶対に許さないからな!」
「そんな訳なのでルーチェスさん。とりあえずこれ、俺の連絡先。自由に出来る携帯とか持ってます?」
「あ、はい。偽名で購入してるものがあるので、それで」
「準備良いですね!次はいつ来れます?」
「あー、僕王宮抜け出して来てるので、確かなことは言えませんね。行けるときはまた言います」
「了解です!あなたには、教えたいことが山ほどありますからね~。うふふ」
「楽しみです。たっぷりしごいてくださいね」
ルルシーが、後ろでわなわな震えていたが。
とりあえず、それは見なかったことにして。
「聞きました?ルルシー。弟子ですよ。俺、弟子が出来たんですよ!」
「おまっ…。おまっ、ふざけ…」
「いやぁ。あなた分かってますねぇ。俺とバッチリ趣味が合うじゃないですか!」
王族を糞味噌扱いするところ。
俺のセンスが分かっているところ。
そんな俺に一目惚れしたところ。
全てが文句なくバッチリ!
俺の弟子として、こんなに相応しい人物がいるか?
「おめでとうルレイア先輩。仲良くな」
「みっちりしごいてやれよ、ルレ公!」
「まぁ、王室とコネを作っておくのは良いことだね」
「よく分からないけど、ルレイア嬉しそう。良かったね…!」
ほら、皆祝福してくれてる。
今日はおめでたいね。シャンパン開けよう。
それなのに。
「お前ら!何言ってんだ!ふざけんじゃねぇ!」
ルルシーが、とってもおこだった。
「どうしたんですかルルシー?」
「どうしたんですかじゃねぇ!おっ…王族の男を弟子にするなんて、許せる訳ないだろ!」
あら。
もしかして、ルルシーったら。
「もー…。ルルシーったら~」
「…あ?」
「俺だって、可愛い弟子に横恋慕して、うっかり手を出しちゃったりなんかしませんよ。大丈夫。俺の一番は、いつだってルルシーで…」
ちょいちょい、とルルシーを指先でつつきながらそう言うと。
ルルシーのこめかみに、ピキッ、と血管が浮き出た。
あ、ヤバそう。
「そ…そういう話をしてるんじゃねぇ!!」
ルルシー渾身の拳骨が、俺の頭に飛んできた。
が、俺はルリシヤさながら、華麗なバク宙でそれを避けた。
「おぉ!さすがルティス帝国の死神。華麗な避け方…!」
目をきらきらさせて、師匠の華麗なバク宙を見つめる弟子、ルーチェス。
これ、君にも伝授してあげるからね。
「避けるな馬鹿!」
「何で怒ってるんですか、ルルシー」
「怒るに決まってるだろ!この…この馬鹿!馬鹿が!」
あまりにも怒り過ぎて、語彙が貧弱になってる。
ルルシーが一杯馬鹿馬鹿言う~。ひど~い。
「俺は!絶対に許さないからな!」
「そんな訳なのでルーチェスさん。とりあえずこれ、俺の連絡先。自由に出来る携帯とか持ってます?」
「あ、はい。偽名で購入してるものがあるので、それで」
「準備良いですね!次はいつ来れます?」
「あー、僕王宮抜け出して来てるので、確かなことは言えませんね。行けるときはまた言います」
「了解です!あなたには、教えたいことが山ほどありますからね~。うふふ」
「楽しみです。たっぷりしごいてくださいね」
ルルシーが、後ろでわなわな震えていたが。
とりあえず、それは見なかったことにして。


