広い玄関エントランスには、一人の男が立っていた。
成程、その顔には、ルリシヤとは似ても似つかない狐面。
ルリシヤは見慣れたからもう何とも思わないが、こうして見ると、やっぱり日常生活で仮面つけてるって、おかしいよな。
違和感しかない。
むしろ、素顔が見えないぶん不気味だ。
何より目を惹くのは、狐面の男が持っている、武器。
あれは…両剣?
柄の両端に、刃がついた武器だ。
あんなの、使ってる奴を見たことがない。
そして、その侵入者を取り囲むように、黒服の部下達が拳銃を持って包囲していた。
いつでも撃てる。
だが、両剣を持った狐面の侵入者は、微動だにしない。
すると。
『配置、完了したわ』
インカムから、シュノの声がした。
シュノは、部隊を率いて裏口から正面玄関に回り、敵の逃げ道を塞いでいる。
更に。
『…アイ公。狙撃準備出来た。いつでも撃てる』
アリューシャが、狙撃ポイントについた。
これで、ひとまず安心だ。
アリューシャがスコープの中にターゲットを捕捉したのなら、あいつはまず外さない。
煙幕でも使われない限りは、必ず撃ち抜く。
『麻酔弾も撃てるけど、どうする?実弾で良い?』
『いや、麻酔弾で。私が指示するまで、そのまま待機して』
『らじゃ』
敵が何者か分からない以上、実弾を使うのは避けたい。
アリューシャの腕なら、実弾を使ったとしても、敵を無力化するだけで、致命傷にはならない部位だけを狙うことも出来る。
だが、念には念を、だ。
こっちだって、願って戦いたい訳ではない。
流血を避けられるのなら、その方が良いに決まってる。
成程、その顔には、ルリシヤとは似ても似つかない狐面。
ルリシヤは見慣れたからもう何とも思わないが、こうして見ると、やっぱり日常生活で仮面つけてるって、おかしいよな。
違和感しかない。
むしろ、素顔が見えないぶん不気味だ。
何より目を惹くのは、狐面の男が持っている、武器。
あれは…両剣?
柄の両端に、刃がついた武器だ。
あんなの、使ってる奴を見たことがない。
そして、その侵入者を取り囲むように、黒服の部下達が拳銃を持って包囲していた。
いつでも撃てる。
だが、両剣を持った狐面の侵入者は、微動だにしない。
すると。
『配置、完了したわ』
インカムから、シュノの声がした。
シュノは、部隊を率いて裏口から正面玄関に回り、敵の逃げ道を塞いでいる。
更に。
『…アイ公。狙撃準備出来た。いつでも撃てる』
アリューシャが、狙撃ポイントについた。
これで、ひとまず安心だ。
アリューシャがスコープの中にターゲットを捕捉したのなら、あいつはまず外さない。
煙幕でも使われない限りは、必ず撃ち抜く。
『麻酔弾も撃てるけど、どうする?実弾で良い?』
『いや、麻酔弾で。私が指示するまで、そのまま待機して』
『らじゃ』
敵が何者か分からない以上、実弾を使うのは避けたい。
アリューシャの腕なら、実弾を使ったとしても、敵を無力化するだけで、致命傷にはならない部位だけを狙うことも出来る。
だが、念には念を、だ。
こっちだって、願って戦いたい訳ではない。
流血を避けられるのなら、その方が良いに決まってる。


