「さて、じゃあ次はシュノさんですね」
「何だか、ルルシーのワインが凄いから、ハードル上がっちゃって恥ずかしいな…」
ちょっともじもじするシュノさん。
なんともいじらしい。
「大丈夫ですよ。俺はシュノさんのセンスを信じてますから。安心して見せてください」
「ルレイア…」
キラキラした目で、俺を見つめるシュノさん。
「…なんか情熱的に見つめ合ってるけど、確かシュー公のセンスってヤバくなかった?」
「床屋のポールみたいな服着てたこともあったもんね」
それはそれ。これはこれ。
あのときは確かに、色んな意味で凄いセンスをしていたけど。
今ではシュノさんも、立派なゴスロリ仲間。
彼女のセンスの良さは、俺も保証するところだ。
そして、シュノさんはそんな俺の期待を裏切らなかった。
「私は、これなの」
シュノさんが取り出したのは、某高級宝石ブランドの、オーダーメイドネックレス。
黒いダイヤで模した薔薇に、プラチナの蝶が留まっている。
なんという…素晴らしいゴスロリネックレス。
「ど、どうかな?ルレイア…」
「…素晴らしい…。素晴らしいセンスですよ、シュノさん…」
これには、俺も脱帽だ。
うっかり俺も欲しい。
「あなたという人は…。最早何処に出しても恥ずかしくない、ルレイアゴスロリサークルの会長ですよ」
「本当…!?嬉しい…!」
「…嬉しいのか?嬉しいことなのか?それ…」
「シュノが喜んでるから良いんだよ」
後ろでルルシーとアイズがこそこそ言ってるが、気にしないことにして。
ルリシヤは。
「ほう。良いじゃないかシュノ先輩。シュノ先輩によく似合いそうだ」
「ですよね。今度、これに合わせてゴスロリワンピをオーダーメイドで作って、プレゼントしますよ」
きっと、素晴らしいゴスロリファッションが出来上がることだろう。
「えへへ…。ルレイアに褒められちゃった…」
大層ご満悦のシュノさん。
本人が大満足のようだから、値段は関係ないが。
これも、ブラックダイヤをふんだんに使い、プラチナも使っているから、かなりの値が張ったことだろう。
でも、このデザインなら、値段は気にするものじゃないな。
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「何だか、ルルシーのワインが凄いから、ハードル上がっちゃって恥ずかしいな…」
ちょっともじもじするシュノさん。
なんともいじらしい。
「大丈夫ですよ。俺はシュノさんのセンスを信じてますから。安心して見せてください」
「ルレイア…」
キラキラした目で、俺を見つめるシュノさん。
「…なんか情熱的に見つめ合ってるけど、確かシュー公のセンスってヤバくなかった?」
「床屋のポールみたいな服着てたこともあったもんね」
それはそれ。これはこれ。
あのときは確かに、色んな意味で凄いセンスをしていたけど。
今ではシュノさんも、立派なゴスロリ仲間。
彼女のセンスの良さは、俺も保証するところだ。
そして、シュノさんはそんな俺の期待を裏切らなかった。
「私は、これなの」
シュノさんが取り出したのは、某高級宝石ブランドの、オーダーメイドネックレス。
黒いダイヤで模した薔薇に、プラチナの蝶が留まっている。
なんという…素晴らしいゴスロリネックレス。
「ど、どうかな?ルレイア…」
「…素晴らしい…。素晴らしいセンスですよ、シュノさん…」
これには、俺も脱帽だ。
うっかり俺も欲しい。
「あなたという人は…。最早何処に出しても恥ずかしくない、ルレイアゴスロリサークルの会長ですよ」
「本当…!?嬉しい…!」
「…嬉しいのか?嬉しいことなのか?それ…」
「シュノが喜んでるから良いんだよ」
後ろでルルシーとアイズがこそこそ言ってるが、気にしないことにして。
ルリシヤは。
「ほう。良いじゃないかシュノ先輩。シュノ先輩によく似合いそうだ」
「ですよね。今度、これに合わせてゴスロリワンピをオーダーメイドで作って、プレゼントしますよ」
きっと、素晴らしいゴスロリファッションが出来上がることだろう。
「えへへ…。ルレイアに褒められちゃった…」
大層ご満悦のシュノさん。
本人が大満足のようだから、値段は関係ないが。
これも、ブラックダイヤをふんだんに使い、プラチナも使っているから、かなりの値が張ったことだろう。
でも、このデザインなら、値段は気にするものじゃないな。
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