だから、つまり、『天の光教』が武器を持っていたということは…。
「私達や、『オプスキュリテ』を介さない別のルートを使って、闇で取引したってことだね」
「…」
俺達の同業者であり、商売敵と取引した訳だ。
そして。
「…『天の光教』が、何処かしらの非合法組織と手を組んだことは、確実ですね」
「…あぁ」
武器を手にしているというのは、そういうことだ。
モデルガンを自分達で改造しました、ってことなら良いけど。
帝国騎士団から送られてきた情報の中に、拳銃の型番も記されていた。
『青薔薇連合会』でも、『オプスキュリテ』でも取り扱っていないものだった。
他の非合法組織から借りたか、買ったか…。
どちらにしても、非合法組織と手を組んだことは間違いない。
そうでなければ、拳銃を所持している理由が説明出来ない。
「それにしたって、宗教団体がマフィアと手を組むなんて…」
シュノさんは、信じられない、みたいな顔をしていた。
「やってることめちゃくちゃだぜ!あんな怪しげな宗教団体と組んで、何がしたいんだ!?」
アリューシャも、理解出来ないご様子。
しかし。
「…充分に考えられることですよ、これは」
そうなったら嫌だな、とは思っていた。
本当にそうなってしまった。
「『天の光教』は今や、風前の灯火。すがれるものがあるなら、何でもすがりたいんです。そこに何処かしらのマフィアが手を差し伸べて、『自分達と手を組もう』と誘ってきたら、断る理由はない」
このまま放っておけば、『天の光教』は消えるのを待つだけ。
人々の記憶からも忘れ去られる。
ルチカ・ブランシェットにしてみれば、それだけは絶対に避けたいのだろう。
『天の光教』という宗教団体の覇権を維持する為には、マフィアという毒でも啜らなければならない。
それに、『天の光教』を守る用心棒としても使えるからな。
世論を味方につけられなくなった『天の光教』には、マフィアでも味方にするしかない。
「で、でもルレイア。そんなことして、『天の光教』と手を組むマフィアに、何のメリットがあるの?」
良い質問だ、シュノさん。
『天の光教』は宗教団体だ。
しかも、帝国騎士団や『青薔薇連合会』に目をつけられている宗教団体。
そんな彼らに味方することに、何のメリットがあるのか。
「一つはまぁ…金ですかね」
「お金…?」
「いくらでも注ぎ込んでくれるでしょう。ルチカ・ブランシェットにお熱の信者なら」
シュノさんはハッとした。
気づいたようだ。
「お前のハーレムの会員が、お前に貢ぐのと同じだな」
ちょっとルルシー。その例えは何?
まるで俺が悪者みたいじゃないか。
「私達や、『オプスキュリテ』を介さない別のルートを使って、闇で取引したってことだね」
「…」
俺達の同業者であり、商売敵と取引した訳だ。
そして。
「…『天の光教』が、何処かしらの非合法組織と手を組んだことは、確実ですね」
「…あぁ」
武器を手にしているというのは、そういうことだ。
モデルガンを自分達で改造しました、ってことなら良いけど。
帝国騎士団から送られてきた情報の中に、拳銃の型番も記されていた。
『青薔薇連合会』でも、『オプスキュリテ』でも取り扱っていないものだった。
他の非合法組織から借りたか、買ったか…。
どちらにしても、非合法組織と手を組んだことは間違いない。
そうでなければ、拳銃を所持している理由が説明出来ない。
「それにしたって、宗教団体がマフィアと手を組むなんて…」
シュノさんは、信じられない、みたいな顔をしていた。
「やってることめちゃくちゃだぜ!あんな怪しげな宗教団体と組んで、何がしたいんだ!?」
アリューシャも、理解出来ないご様子。
しかし。
「…充分に考えられることですよ、これは」
そうなったら嫌だな、とは思っていた。
本当にそうなってしまった。
「『天の光教』は今や、風前の灯火。すがれるものがあるなら、何でもすがりたいんです。そこに何処かしらのマフィアが手を差し伸べて、『自分達と手を組もう』と誘ってきたら、断る理由はない」
このまま放っておけば、『天の光教』は消えるのを待つだけ。
人々の記憶からも忘れ去られる。
ルチカ・ブランシェットにしてみれば、それだけは絶対に避けたいのだろう。
『天の光教』という宗教団体の覇権を維持する為には、マフィアという毒でも啜らなければならない。
それに、『天の光教』を守る用心棒としても使えるからな。
世論を味方につけられなくなった『天の光教』には、マフィアでも味方にするしかない。
「で、でもルレイア。そんなことして、『天の光教』と手を組むマフィアに、何のメリットがあるの?」
良い質問だ、シュノさん。
『天の光教』は宗教団体だ。
しかも、帝国騎士団や『青薔薇連合会』に目をつけられている宗教団体。
そんな彼らに味方することに、何のメリットがあるのか。
「一つはまぁ…金ですかね」
「お金…?」
「いくらでも注ぎ込んでくれるでしょう。ルチカ・ブランシェットにお熱の信者なら」
シュノさんはハッとした。
気づいたようだ。
「お前のハーレムの会員が、お前に貢ぐのと同じだな」
ちょっとルルシー。その例えは何?
まるで俺が悪者みたいじゃないか。


