「『天の光教』が…暴徒化したそうです」
つい先程、帝国騎士団から連絡が来た。
ネットには、まだ出回っていない最新のニュースだ。
「暴徒化だと…!?」
「ふむ…。ついにそうなったか」
ルルシーは驚愕し、ルリシヤは仕方ないという風に頷いた。
まぁ、俺も思ってたよ。
信徒を虐待し始めたという噂を聞いたときから、そうなるかもしれないとは思っていた。
いよいよ、崖っぷちなのだ。
「詳細は?」
と、冷静なアイズ。
彼も予測していたようだ。
「帝都にある、とある貴族の屋敷を襲ったそうです」
「死者は?」
「今のところ確認されていませんが、重傷者はいるそうです。なんでも、連中…拳銃を持っていたらしくて」
「!?」
最早、形振りは構わないということか。
「拳銃って…。一体何処から手に入れたの?」
驚愕するシュノさん。
ルティス帝国では、一般人の重火器の所持、使用は禁止されている。
そこらの商店には、まず売っていない。
襲撃犯が持っていたのが、包丁とかナイフとか、一般人でも手に入る武器なら、話は簡単だった。
ここまでややこしくはならなかった。
でも。
拳銃を持っていたとなれば、話は別だ。
まず、ルティス帝国で拳銃を手に入れようと思ったら、すなわち闇の取引に手を染めなければならない。
そして、裏社会における武器の類の流通は、ほぼ『青薔薇連合会』を経由している。
「『オプスキュリテ』に連絡は?」
「取りました。『天の光教』、及び『天の光教』に繋がりがある組織とは、全く取引していないと、ジュリスさんが」
「そう…」
『オプスキュリテ』とは、『青薔薇連合会』に主に武器を売買してくれる闇の武器商人である。
ジュリスさんは、そこの頭領だ。
俺の鎌を調達してくれたのも、この組織である。
ジュリスさんとは何度か顔を会わせたことがあるが、彼が『青薔薇連合会』を裏切るような真似を…つまり、『天の光教』に武器を横流しする可能性は、極めて低い。
いかにも腹に一物がありそうな人物なのだが、『青薔薇連合会』との商売に関しては、充分信用に足ると確信している。
つい先程、帝国騎士団から連絡が来た。
ネットには、まだ出回っていない最新のニュースだ。
「暴徒化だと…!?」
「ふむ…。ついにそうなったか」
ルルシーは驚愕し、ルリシヤは仕方ないという風に頷いた。
まぁ、俺も思ってたよ。
信徒を虐待し始めたという噂を聞いたときから、そうなるかもしれないとは思っていた。
いよいよ、崖っぷちなのだ。
「詳細は?」
と、冷静なアイズ。
彼も予測していたようだ。
「帝都にある、とある貴族の屋敷を襲ったそうです」
「死者は?」
「今のところ確認されていませんが、重傷者はいるそうです。なんでも、連中…拳銃を持っていたらしくて」
「!?」
最早、形振りは構わないということか。
「拳銃って…。一体何処から手に入れたの?」
驚愕するシュノさん。
ルティス帝国では、一般人の重火器の所持、使用は禁止されている。
そこらの商店には、まず売っていない。
襲撃犯が持っていたのが、包丁とかナイフとか、一般人でも手に入る武器なら、話は簡単だった。
ここまでややこしくはならなかった。
でも。
拳銃を持っていたとなれば、話は別だ。
まず、ルティス帝国で拳銃を手に入れようと思ったら、すなわち闇の取引に手を染めなければならない。
そして、裏社会における武器の類の流通は、ほぼ『青薔薇連合会』を経由している。
「『オプスキュリテ』に連絡は?」
「取りました。『天の光教』、及び『天の光教』に繋がりがある組織とは、全く取引していないと、ジュリスさんが」
「そう…」
『オプスキュリテ』とは、『青薔薇連合会』に主に武器を売買してくれる闇の武器商人である。
ジュリスさんは、そこの頭領だ。
俺の鎌を調達してくれたのも、この組織である。
ジュリスさんとは何度か顔を会わせたことがあるが、彼が『青薔薇連合会』を裏切るような真似を…つまり、『天の光教』に武器を横流しする可能性は、極めて低い。
いかにも腹に一物がありそうな人物なのだが、『青薔薇連合会』との商売に関しては、充分信用に足ると確信している。


